北海道のほたての魅力をぜひ知って頂きたく、先週に引き続きあづま幼稚園にお邪魔してほたてのホントセミナーを開催しました。
今回は年中さんのすずらん組とさくら組のお友達と一緒に行ないましたよ。
立冬を迎え暦の上では冬となり、一段と寒さも増してきましたが、幼稚園では子供たちが外で元気いっぱいに遊んでいました。
北海道のほたても海の中で元気いっぱいに育ち、栄養も旨味もぎゅっと詰まっています!
子供たちはいずみ先生と一緒に仕掛けがたくさんある紙芝居読みながら、ほたての事について学んでいきました。
ほたてのからだの仕組みでは、「ヒモ」と呼ばれている部分に80~100個の目がある事にびっくり!また、貝殻に入っている線を見てほたての年齢がわかる事も学んでいきました。
ほたて漁は道内でも地域によって方法が異なり、「垂下式」と「地まき式」の実演も行ないました。
噴火湾や日本海側で行われている「垂下式」は、貝を海につるして育てます。ボイルほたてなどに加工されているそうです。
そしてオホーツク海や道東沖で行われている「地まき式」は、稚貝を海にまいて育てます。大きな熊手のような「八尺」で獲る様子も行なってみましたよ。
この方法で獲られたほたては、生食用のほたてや干し貝柱などに加工されるそうです。
その頃別室では、おうちの方へほたての栄養についてお話させて頂きました。
北海道は日本国内の水産物のうち約1/4の水揚げ量を誇り、全国でダントツ1位となっています。その中でほたては、生産金額・生産量ともに1位であり、続く「秋鮭」「昆布」と共に北海道の基幹魚種と呼ばれています。
また北海道のほたては、全国のほたて水揚げ量の中で約8割のシェアとなっていて、圧倒的な生産量を誇っています。
ほたては高タンパク・低脂質でヘルシーな食材であり、おいしさの源であるアミノ酸が他の貝類と比較しても2倍近く含まれています。また、亜鉛や鉄、葉酸やビタミンB12、そして疲労軽減作用やコレステロール値・中性脂肪値を減らす作用があるタウリンもたくさん含まれているので、ぜひご家庭の食事でもたくさん活用して頂けたらと思います。
子供たちはほたてについて学んだ後、「ほたての貝合わせゲーム」も行ないました。
ほたて貝のカードを1枚選び、一斉に見せて裏に書いてあるキャラクターがいずみ先生と同じだと勝ちのゲーム、みんな楽しんで行なっていましたよ。
その後、各クラスに戻り北海道ほたてのキャラクター「ホタテリオ」くんのお面作りも行ないました。
好きな色を使って、かわいらしいホタテリオくんが完成していましたよ☆
最後は主役のほたてと、相性バツグンの北海道産ななつぼしのお米を使った「ほたてのバターしょうゆ混ぜご飯」と、「干し貝柱スープ」の試食です。
ご飯はスタッフがラップで軽く包んであり、子供たちには仕上げにギュッと握っておにぎりにしてもらいました。
「おいしくな~れ!」と気持ちを込めて握ったおにぎりもスープも、喜んで食べてくれました(^^)
ほたては全道各地で育てられており、獲れる時期が違うので基本的には年中水揚げされていて、いつでも旬を味わうことができます。
生でも焼いても煮ても美味しい北海道のほたてを、これからもたくさん食べて頂けたらと思います。