こんにちは、編集長えみっちょです。
先日、石狩の野菜を学ぶ体験ツアーが開催され、親子さんたちが参加してくれましたよ。
集合場所である札幌駅北口から、江別の農家さんまでの移動中、バスの中ではクイズが行われました。日ごろ私たちが食べている野菜、実は「ふるさと」があるのを知っていますか?すいか、トマト、きゃべつ、大豆、なす、にんじん、さつまいものふるさとはどこでしょう?
みんな真剣に考えていますね~。親子で色々議論しながら、どのお野菜がどこから来たのか、考えてくれましたよ。
そして、正解はこちら!!
すいか ⇒ アフリカ南部
トマト ⇒ 南アメリカ
きゃべつ ⇒ 地中海
大豆 ⇒ 東アジア
なす・にんじん ⇒ インド~東南アジア
さつまいも ⇒ アメリカ・メキシコ
そのほかにも、お野菜のお花を当てるクイズもしましたよ。「おばあちゃん家で作ってるから知ってる~!」という声も聞こえていましたよ。
クイズで楽しんでいるうちに、江別の伊藤農園さんに到着です。早速サマーポイントという品種のブロッコリー畑を見に行き、そこで収穫体験です。ブロッコリーは生育が早く、毎日休みなく収穫する必要があるのだそう。農家さんてスゴイ!さて、皆さんブロッコリーってどうやって畑でなっているか知っていますか?実は私も実際に見たのははじめてでした!へぇ~、こうやってなっているんですね。
早速収穫の仕方を教えてもらって、ひとり2個のブロッコリーを収穫です。大きいのはどれかな~?と畑の奥の方まで探しに行くお子さんも!
ブロッコリーのあとは、レタスの収穫です。レタスはリーフレタスとサニーレタスです。1家庭1個ずつ収穫しましたよ。ブロッコリーにレタスに両手一杯のお野菜を収穫しました。途中、カエルを見つけて捕まえた男の子もいたり、みんなイキイキしてました。やっぱり自然の中で過ごすのっていいですね。
伊藤農園の伊藤さん、どうもありがとうございました!
さて次は、公民館へ移動です。「まるごと江別グルメ会」の皆さんにブロッコリーの天ぷらを教えてもらいました。
左から、伊藤智恵美さん、岡村恵子さん、伊藤聖子さんです。
ブロッコリーの天ぷら、私は初耳でしたよ。おいしいのかな~。
油が熱いので、やけどをしないように注意しながら、みんな一生懸命作ってくれましたよ。
作った後は、早速みんなでおいしくいただきましょう!!ブロッコリーの天ぷらは塩や、ポン酢でいただきました。ほくほくしてとてもおいしかったですよ。生のブロッコリーを天ぷらにするだけととっても簡単。ぜひ試してみて下さいね。
ブロッコリーの天ぷらの他には、カリフラワー2種(左からスパイラルカリフラワー、パープルフラワー)ブロッコリー1種(サマーポイント)のボイルが。珍しい形と色に恐る恐る食べてみたら、甘みがあって、とてもおいしい!スパイラルカリフラワーの方は、最近スーパーで見かけることもありますよね。
4種類のミニトマト
レタスとトマトのスープの他、トマトのスムージーもあり、お野菜満載!のメニューとなりました。おみやげにイロイロ野菜のめんつゆ漬けと、丸レタスをもらいましたよ。江別まるごとグルメ会の皆さん、ご馳走さまでした。お世話になりました!
そして最後は、酪農学園大学へ行きましたよ。こちらでは、学生さんたちにトマトのジャム作りと、羊毛フェルトでマスコット作りを教えていただきます。
まずは、トマトでジャム作りです。こんなに真っ赤なミニトマト(アイコ)を使います。
作り方はとっても簡単。ミニトマト300gを切ってお鍋に入れ、火にかけ、グラニュー糖70gの1/3量入れます。焦げないように混ぜて、水分が出てきたらざるでこして、鍋に戻し、残りの砂糖とレモン汁を入れて、火にかけさらに混ぜます。できたジャムをスプーンの先分くらい、水にぽちょんと落とし入れて固まりのまま沈めばできあがり!もしまだジャム化していなければ、水の中で散らばってしまうのだそう。ちょっと実験みたいで面白いですね。
【Before】
【After】
できあがったジャムは、早速パンにつけて試食です!甘い中にもトマトらしい味がして、おいしい~!!やっぱり自分で作ると格別ですね。
お昼ごはん直後で、満腹だったのが悔やまれました・・・。
さぁ次は、酪農学園大学で飼育されている羊についてお勉強。羊はとても臆病な生き物で、気をつけないと驚いて慌てて逃げることでケガをしてしまうこともあるそうですよ。そして、1年に1回行われる毛刈りをすることも教えてもらいました。
そして、その毛を使った羊毛フェルトで早速マスコット作りに取りかかります。
中小家畜研究会の学生さんたちが、一生懸命教えてくれました。みてください。この真剣なまなざしを。真剣に取り組んで、何かを成し遂げたとき、子どもの成長を思うと、いろんな事を子どもたちに体験させてあげたいなと思いますね。
羊毛フェルトは、色々な色に染められていて同じように作った羊でも、それぞれに個性が出ていてとってもかわいかったです。お母さんが作ったマスコットの中には、目を見張る作品も。意外と大人も夢中になってしまうのかも?!
これで、石狩の野菜を学ぶ体験ツアーは終了です。収穫してお料理して、加工して、最後は羊のお勉強まで!とっても盛りだくさんな内容でした。1日の中であちこちまわって、今回はちょっとハードスケジュールでしたが、子どもたちは最後まで元気でした!大人の方がうとうとしてしまいました。参加してくれた皆さん、ご協力いただいた伊藤農園さん、江別まるごとグルメ会の皆さん、酪農学園大学の先生&学生さんたち、ありがとうございました。