いよいよ手稲山初冠雪となり、冬の足音が聞こえてきそうな今日お邪魔したのは、札幌・北区にある屯田西小学校。近くには広々とした屯田西公園もあり、うらやましい子育て環境です。
こちらの家庭教育学級にて「お肉を知るセミナーとお料理教室」開催となりました。
前半はセミナーです。
日本で消費されている牛肉のうち約40%がオーストラリア産である“オージービーフ”という、実はなじみ深いお肉です。牛肉には、細胞の新陳代謝を助けたり免疫力を高める「亜鉛」が豊富に含まれている他、貧血を防ぎ記憶力や集中力をアップさせる「鉄」も多く含まれています。オージービーフのような赤身肉は、更に多くの「鉄」を含んでいるのです。鉄不足によって体内が“酸素不足”になることで、めまい・疲れ・肌荒れなど、さまざまな体調不良を引き起こさないよう、鉄の豊富な赤身肉で健康維持をしていただきたいですね。
後半のクッキング開始です。材料を切ったり、混ぜたり・・・でも、“作りながら片づける”。使った調理器具が山のように溜まることはなく、調理台は常にスッキリ!さすが手際のよい主婦のみなさんです。
赤身の多い牛肉をゆでる際のコツは、熱湯ではなく80度くらいのお湯を使うこと。硬くなりすぎるのを防ぎます。
“マイエプロン&マイ三角巾”でばっちりお手伝いしてくれました♪
完成です!
レモンや酢の風味でさっぱりといただける<牛肉サラダごはん>、サラダごはんの具である牛肉をゆでた湯を濾して新たな1品に生まれ変わった<牛だしスープ>、チーズとブラックペッパーの風味が効いた<ホウレンソウの洋風おひたし>はどれも好評で、「今晩の夕食で早速家族に作ります!」というコメントもいただきました。
本日の会場となった家庭科実習室隣の「実習準備室」の窓から見えた外の様子です。ナナカマドの葉も実も真っ赤に色づいています。ついこの間まで「暑~っ!」と異例の残暑に悲鳴を上げていたのが嘘のよう・・・。ここに白い雪が積もるのも、そう遠くはないかもしれないですね。