北海道の美味しいほたての魅力をぜひ知って頂きたく、今日お邪魔したのは清田区にある認定こども園ひかりです。
冬休みが始まり、預かり保育のお友達と一緒にほたてのホントセミナーを開催しました。
今年1月の2023年初食育講座は、こちらの園で昆布の講座からスタートしたのですが、準備をしているとエミナスタッフが来ているエプロンやTシャツの絵を見て「あ!こんぶらこちゃんだ!」「こんぶらこちゃん知ってるよー!」とたくさんのお友達が声をかけてくれ、覚えていてもらえてとても嬉しいです!(^^)!
今回はこんぶらこちゃんではなく、北海道のほたてのキャラクター「ホタテリオ」くんと一緒にお勉強していきますよ。まずはちえこ先生が、北海道のまわりの海に住んでいる生き物にはどんなものがいるのか、クイズを出しながらみんなに答えてもらいました。
北海道は海に囲まれているので、たくさんの生き物が住んでいます。もちろん今日の主役であるほたてもたくさん住んでいて、北海道でとれる水産物の中で生産金額・生産量共に1位なんです。全国でとれるほたての8割は北海道産なんですよ!
そんなほたての体の仕組みも詳しく見ていきました。
みんながいつも食べている貝柱をはじめ、生殖巣の色はオスとメスで違う事やヒモと呼ばれる部分には目が80~100個もついていることなど、大人も勉強になる内容を学んでいきました。
また北海道の中でも地域によって漁の方法が異なり、「垂下式」と「地まき式」の方法を実演しました。
貝を海につるして育てていく「垂下式」に対し、「地まき式」は稚貝を海に撒いて育て、「八尺」というツメのついたふくろ網でとっていきます。この模型に子供たちは興味を持ち、講座が終わった後には近くに来て見たり触ってみたりしていましたよ。
ほたてについて詳しくなった後は、「ほたての貝合わせゲーム」を行ないました。
ほたて貝のカードの裏にはホタテリオくんやこんぶらこちゃんなどのキャラクターが描いてあります。1枚選び一斉に開いて、ちえこ先生と同じ絵のお友達が勝ちのゲームです。グループに分かれ、対抗戦で盛り上がっていましたよ!
最後は北海道のほたてを使ったバターしょうゆご飯とほたてのスープを試食していただきました。
講座が始まる前からホールはほたてをバターしょうゆで炒めた香りが広がっていたので、子供たちはとても楽しみにしてくれていました!バターしょうゆで炒めたほたてを、北海道産ななつぼしで炊いたご飯に混ぜましたよ。
ラップに包んだ状態で配り、仕上げは各自でおにぎりにしてもらいました。
スープも北海道産ほたての旨みがギュッと詰まっており、AIRDOで機内スープとして採用されているものです。
どちらも「美味しい~!!」とあっという間に食べてくれました。「おかわり食べたい~!!」と言ってくれるお友達もいましたよ。
ほたては高たんぱくで低脂肪なのでとてもヘルシーな食材です。
美味しさの源であるアミノ酸が他の貝類に比べ約2倍含まれており、ほたての甘味を感じさせるグリシンは心地よい眠りを促し睡眠を深くする作用があると言われています。また疲れを軽くするタウリンや鉄分なども多く含まれています。
そのまま食べても煮ても焼いても美味しい北海道のほたてを、ぜひご家庭でもたくさん食べて頂けたらと思います。