9月も中旬になり、日が落ちるのも早くなってきましたが、日中はまだまだ暑い日が続いていますね。
今日は中央区にあるさゆり幼稚園にお邪魔して、年長さんのお友達と一緒にほたてのホントセミナーを開催しました。
日本の生産量の8割が北海道産であるほたては、北海道でとれる水産物の中で生産量・生産金額ともに1位となっています。
北海道が誇るほたての魅力をぜひ知って頂きたく、子供たちはエミナスタッフのちえこ先生と一緒に仕掛けがある紙芝居を見ながらほたての事を学んでいきました。
ほたての体の仕組みやオスメスの違い、年齢の見方などお話していきましたよ。また、ほたては海の中でどんな風に育てられているのか、そしてどのようにとるのか、「垂下式」と「地まき式」のほたて漁もレプリカを使いながら実演を行ないました。
その頃別室では、おうちの方もほたてについてお勉強していましたよ。
ほたての歴史や養殖方法、栄養についてお話させて頂きました。海に囲まれている北海道では各地でほたてが育てられていて、それぞれとれる時期が違う為基本的には年中水揚げされているので、いつでも「旬」を味わう事ができます。
ニュースでも話題になっていますが、北海道産ほたての輸出の多くを占める中国が日本の水産物の輸入を停止したことにより大きな影響を受けていますので、北海道民としてぜひたくさん食べて応援していきたいところですね。
おうちの方へのお話が終わり、子供たちがいるホールへ行くと北海道ほたてのキャラクター「ホタテリオ」くんのお面作りを行なっていました。
クレヨンで各々好きな色を塗り、塗り終わったら帯を付けて完成です☆
さすが年長さん、とても丁寧に色を塗り、綺麗な色使いのホタテリオくんのお友達がたくさんできましたよ☆
完成したお面をつけて、「ほたての貝合わせゲーム」も行ないました。
ほたて貝のカードを1枚選び、一斉にめくって裏の絵がちえこ先生と一緒だったお友達が当たりです。グループ対抗戦で行ない、真剣勝負で盛り上がっていましたよ!
最後は親子で一緒に座り、今日お勉強した内容をクイズ形式で行ないました。
どの内容もみんなしっかり覚えてくれていましたよ。ほたてを見た時や食べる時に思い出してもらえたら嬉しいです(^^)
そして試食は「ほたてのバター醤油ご飯」と「ほたてのスープ」を食べて頂きました。
貝柱をバターと醤油で炒め、北海道産ななつぼしで炊いたご飯に混ぜて作ったほたてのバター醤油ご飯は、ラップに包んでお配りし、仕上げはみなさんにおにぎりを作ってもらいました。
ななつぼしのお米は冷めても美味しいという特長があるので、お弁当やおにぎりに最適です。
またスープは、AIRDOの機内スープとして提供されている、北海道産ほたての濃厚な風味が口の中に広がるスープです。
子供からも大人からも「美味しい!」というお言葉を頂きました!ほたてを食べたことがないというお友達も、モリモリ完食してくれましたよ。
ほたては高タンパク低脂肪でとてもヘルシーな食材です。また、体の疲れを軽くする作用やコレステロール・中性脂肪を減らす作用があると言われる「タウリン」や血液細胞を健康に保つ「ビタミンB12」、免疫機能を助ける「亜鉛」や貧血予防・神経発達に重要な役割をする「鉄」なども多く含まれています。
ほたてはボイルや加熱によって栄養価が損なわれにくく、乾燥させた干し貝柱は重量が減った分栄養価が濃縮され高くなっています。
ぜひ健康な体作りの為にも、北海道のほたてをぜひ活用して頂けたらと思います。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!!