今年度最初のお味噌の講座は、札幌・厚別区にある大谷地幼稚園での開催となりました。
ホールで講座の準備をしていると、「これから何するの?」としげしげと様子を伺いにくる園児たち・・・先生から「今日の講座の内容は、園児たちにはまだ内緒にしているんですよ」と耳打ちされて、納得。「何をするかは・・・後のお楽しみだよ★」
2階の教室では園児たちが集まって、紙芝居やゲームで楽しみながら大豆やお味噌について学んでいきます。「この大豆がおみそやおとうふになるんだよ」
1階ホールでは保護者の方にお集まりいただき、大豆やお味噌の栄養や特性などについてのセミナーです。お味噌には、がん予防・コレステロールの抑制・動脈硬化予防などのさまざまな効用が期待できるとされています。また、お味噌の原料である大豆には、骨粗しょう症予防や更年期障害の症状軽減など、女性にとってウレシイ働きをしてくれるイソフラボンが含まれているのです。
親子そろっての試食タイム。“トモエみそ”でおなじみの福山醸造さんが、エミナ会員さんからのご意見を元に商品化したこの“らくdaみそ”を使って“みそディップ”を作ります。
ヨーグルト、マヨネーズ、練り梅、ペースト状のお豆腐、それにちょっと意外なところでカルボナーラソースを用意しました。“らくdaみそ”に何を混ぜてディップを作るかは自由♪「どれにしよう・・・」と迷っちゃいますね。
角切り大根やキャベツに、作ったディップをつけて食べていただきました。「うちの子は野菜嫌いなのに、どういうわけか今日はパクパク食べてます!」と、見たこともないわが子の姿にびっくりのお母様もいらっしゃいました。お皿に用意した野菜はあっという間に空っぽ。みんな、よく食べました!!
“らくdaみそ”は小さな子供でもチューブをしぼればスッと出てくる使い勝手が“らくなみそ”なので、今回のようにいろいろなものに簡単に混ぜて使うのはもちろん、塗って使うこともできる便利なお味噌です。今回は福山醸造の方も講座にきていただきましたが、「“らくdaみそ”が味噌の使い道を広げるきっかけとなれば・・・」と、お話されていました。今や世界が注目する“大豆・味噌”の優れたパワーを、私たち日本人こそもっともっと毎日の食卓に取り入れたいものですね。