南幌町体験ツアー

8月31日(土)南幌町体験ツアーが開催されました。今回で3回目の開催となる体験ツアー、13組49名が参加してくださいました。お天気が心配されましたが、予定通りの行程で皆さんと楽しく過ごすことができました。

開会式

最初の体験は引き馬体験!!南幌ライディングパークへと移動しました。前日までの雨で足場が悪かったため室内での体験でしたが、大人も子ども楽しめました。馬は臆病なので大きな声を出したり、後ろを通ったりしないで下さいとの注意事項を教えていただき、皆さん「は~い!!」と元気に返事をし、体験がスタートしました。

引き馬2

お馬さんおっきいねぇ、お馬さんに触れた~など子ども達の楽しそうな声が聞こえました。終わった後は去っていく馬に「お馬さんお疲れさま~ありがとう!」のお礼をしました。

引き馬4

次は農業生産法人NOAHさんでピュアホワイトの収穫。とれたぁ~、やったぁと皆さん大喜びでした。

ピュアホワイト

このまま食べれるの?カプッ!「あま~~い!おいしーー!」にっこり笑顔でした。

ピュアホワイト2

次はミニトマト収穫です。なんとピンクのミニトマトもありましたよ。どれがいいかな~と皆さん真剣に吟味。どれもとっても甘くて新鮮で美味しいミニトマトでした。

トマトの収穫2

小さな手で一生懸命大事にそうにトマトを採って「トマトさん、おいしい~」のニッコリ笑顔!可愛いかったです。

トマトの収穫

お待ちかねのバーベキューは中央公園で行われました。ピュアホワイトとミニトマトを一杯食べたのに「お腹すいた~」「お肉まだ~」と子ども達。一杯歩いたのでお腹も空きますよね。JAなんぽろさんより野菜とおにぎり、NOAHさんより先ほど収穫体験をした「ピュアホワイト」と新開発品種の「甘いんです(本当に食べたらあまーい!!と言ってしまいました。)」、(有)薫製工房ハントヴェルクさんよりウィンナーを提供していただき、一緒に焼きました。

焼肉2

南幌町役場の皆さんが事前に火を起こし、全ての準備をしてくれていたので私たちは焼くだけ。なんと贅沢!ありがとうございました。

焼肉

子ども達はすぐ仲良くなって、虫探検。大っきいあり~、どれ~、あーホントだ~、こっちにも~と夢中です。子ども達の成長に自然はとても大事なんだと改めて感じました。

食後

お腹が一杯になったところで、超特価の土地を見せてもらいました。なんぽろ町役場まちづくり課の藤田さんより、土地の説明をしていただきました。

土地2

この広さでなんと12万円!破格すぎるお値段です。ちょっとわかりづらいですが、小学校、中学校、お店など徒歩10分以内で行ける場所でした。この土地は、中学生以下のお子さんがいらっしゃる子育て世帯限定のもの。3年以内に家を建てて移住しなければならない条件付きですが、土地の価格がこれほどまでに低価格であれば、家にお金をかけられるからとっても魅力的ですよね。

土地

次はふるさと物産館ビューローの展望台へ上がり、町全体を見渡してみました。バスで移動している時は気づかなかったのですが、体験してきた場所の距離感がとてもよく分かりました。コンパクトにまとまった町並み、大きな公園、緑や自然に囲まれているのも実感できました。

展望台

展望台の次に「なんぽろ収穫感謝祭」へ行きました。これがまた安い!キャベツ1玉50円、なすび7本140円、メロン1玉200円、玉ねき3kg300円などなど。一瞬のスコールだったけど、編集部スタッフも一緒に買い物に走ってしまい、写真が撮れませんでした…。スミマセン(^_^;)。

南幌町を満喫したところで、メインイベントの座談会です。会場は南幌小学校。2年前に3校が合併して出来たとってもキレイで新しい小学校です。
最初に南幌町役場まちづくり課の藤田主査より南幌町の概要についての説明していただきました。

藤田さん

【アクセス】
鉄路がないが、江別市と北広島市に隣接し、それぞれ20分かからずにいくことができる。また、札幌までは車で約40分、新千歳空港までは車で約50分、高速の江別東I.Cまでは車で12分と、アクセスは良い。

【子育て支援】
医療費は、通院は小学生~高校生まで、入院は中学生~高校生までを自己負担1割。食育として、健診時にお米の引換券を交付。4~6ヶ月:5キロ、1才6ヶ月健診:5キロ、3才児健診:10キロ。高校生の通学費月額上限1万円までの補助。

【スポーツ少年団】
野球、剣道、柔道、バドミントン、サッカー、空手、ミニバス、バレーボールと8つのスポーツ少年団があり、スクールバスも運行。

【施設】
公共の施設の他、レジャー施設や、保育園、幼稚園、学校などもご紹介いただきました。

座談会

そして、南幌町について、今までどんなイメージだったのか、実際に色々体験して、いいね!やちょっとね…と感じたところなど、お話しを聞いたところ、「すごくキレイな町だと思いました。」「医療費の補助がとても助かります。」「最初は田舎だと思ったがすごく活気があると思った。」「子育てにやさしい環境だと思う。」「通勤面が心配だと思った。」などなど色々なご意見をいただきました。今回は実際に南幌町へ移住してきた小野島さん(左から2番目 移住12年目)、と松島さん(左から3番目 移住11年目)に来ていただき、皆さんの質問に回答していただきました。

座談会2

参加者の皆さんからあった質問では

Q:冬の雪、除雪はどうですか?
A:道路が広いので除雪はしっかりしています。1軒1軒土地が広いので雪を捨てる場所もたくさんあり、その雪山は子ども達のパラダイスになっています。

Q:通勤時の地吹雪など心配ですが。
A:風は強いこともありますが、ずっとではありません。確かに「これは(会社へ行くのを)諦めた方がいいかな」という気持ちになったこともありますが、そういう日は江別や札幌の方も動けないようです。

Q:小児科はあるのでしょうか?
A:3月までは町立病院があったのですが、実は無くなってしまいました。今は隣町の長沼へいきます。隣町というと遠そうですが、車で7分くらいなんです。有料ですが、臨時の入院サービスもあり夫婦共働きでも安心です。夜間などの救急は江別へ行きますが、車で15分です。

不安に思っていることも、実際に住んでいる方のお話を聞くと安心できることばかりでした。
松島さんの長男は引っ込み思案でどこへ行ってもお母さんの後ろに隠れていて悩んでいたそうです。南幌町は町のイベントがすごく充実しているので少しずつ参加しているうちに積極的になっていったそうです。「町全体で子ども達を見守っている、それが普通なのです。うちの子はそこから生きていくという力を身に付けていっているなと感じています。」と心温まるお話もいただきました。

そして最後の抽選会です。1家庭から代表1人出てもらい、キャベッチくんとジャンケンをしました。

抽選会

温泉券、なんぽろピュアライス、キャベツ天丼券などいただきました。子ども達全員にボールペンとキャベッチくん切手シールもあり、みんな大喜びでした。

抽選会3

なんぽろ町体験ツアーをきっかけに、南幌町を身近に感じていただけたらうれしいです。そして、近い将来子育て世帯のご家族の南幌町移住のきっかけになったら本当にうれしいなと思います。

南幌町役場の皆様、ご協力いただいた各所の皆様、そしてツアーにご参加いただいたご家族の皆様、本当にありがとうございました。

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