サンタクロースと小人たち

子どもたちが大好きなクリスマスの本が、『サンタクロースと小人たち』。

オーロラのみえる国、フィンランドに、サンタクロースと、たくさんの小人とトナカイが住んでいるお話です。

小人たちは、世界中のよい子への、プレゼントを用意するのが仕事。大工さんや、機械の熟練工、画家、布をおる人、印刷をする人、帳簿係りや、タイピストなど、たくさんいます。

世界中からくるサンタクロースへの手紙は、小人たちが全部読んで、どの子のお願いも大きなノートに書いておきます。秋の終わりには、どこによい子がいるか調査にでかけ、誰にもみつからないように、こっそり子どもたちを調べます。

そして、世界中の子どもたちのプレゼントを用意して、クリスマスの日には、サンタクロースが、子どもたちにプレゼントを届けるというストーリー。

わが家では、このお話を活用して、【クリスマスツリーに下げる靴下の中にサンタさんへのお手紙を入れておく → 子どもたちがよい子でいると視察にきた小人が手紙を持っていく → クリスマスの朝、ツリーの下にプレゼントが置いてある】という仕組みになっています(笑)

なので、高価な物や、手に入りそうもない物は、なかなか小人が手紙を持っていってくれません(笑)。そこで、お手紙(欲しい物)を変えてみたり、お手伝いを頑張ったり、この時期は、一年中で一番よい子のこどもたち・・・

何年か前のクリスマスに、「Wiiが欲しいです。」と書いてあったとき、なかなか小人が手紙を持っていってくれないので、「何でだろう?」と、真剣に考える子どもたちに、「高いからじゃない~。」と思わず言ってしまったら、「エッ、だってプレゼントは作ってるんでしょう~。」と言われ(汗)、「世界中の子どもたちに作っているから、高い物は作るのも大変なんじゃない~。」と、慌てて訂正するということもありましたが・・・(笑)

そろそろ、サンタクロースに半信半疑になってきたお兄ちゃん(小4)。それでも、「そろそろ、サンタさんにお手紙書かなきゃ。」と言っています。サンタさんが誰であれ、手紙を書かなきゃ貰えない仕組みは身に付いているらしい(笑)

さてさて、ツリーも飾らなきゃね~

そして、サンタさんへのお手紙を書き、靴下の中の手紙が無くなっているかチェックが始まる子どもたち。一年で一番よい子の日々がやってきます(笑)

【サンタクロースと小人たち マウリ-クンナス作/いながぎ みはる訳】

コメントをどうぞ