2011年3月 のアーカイブ

十個=じゅっこ? じっこ?

2011年3月29日 火曜日

こうちゃんが、「ママは、なんて読む?」と聞いてきたのが ⇒ 十個

十個 = じゅっこ でしょ。

「ちがうよ~。正解は、じっこだよ。先生が言ってたもん。」と、こうちゃん。

じっこなんて聞いたことがないよ~と思いながら、調べてみると。

正しくは、「十個=じっこ」だそうです。

「十」のもとの字音は「ジフ」。
ハ行、タ行、カ行、サ行の前では、もとの字音のフが促音(詰まる音)に変化するので、その他、十回=じっかい、十分=じっぷん、十歳=じっさい、二十歳=にじっさいと読むのが正しいそうです。

実際には、十回=じゅっかい、十分=じゅっぷん、と読んでいる人が多いようですが、小学校では正しく教えているのだそうです。

そして、NHKのアナウンサーも、正しく発音しているらしい。

ちなみにPCは、じっかい、じゅっかい、どちらで入力しても⇒十回と表示され、

私の携帯は、じっかいと入れたら⇒十戒しか出てこなかった??

20世紀少年は ⇒ にじっせいきしょうねん だったんだ~。
※かなり言いにくいですけどね。

以上、漢字の正しい読み方を、小学校1年生に教えて頂いた母(4△才)汗。

それにしても、じっこ、じっぷん、にじっせいき・・・、

なまっているように思うのは私だけ~???

なんか、違和感あるんですけど。

親子レク

2011年3月29日 火曜日

終業式の翌日、お兄ちゃんのクラスの親子レクレーション。略して親子レクのボウリング大会が開催されました。

総勢60名以上の親子が、ボウリングで熱戦。

   

4年生ともなると、親子レクと言っても、親チーム、子どもチームの振り分けで、お友だちと一緒のチームが楽しいお年頃。

 

お兄ちゃんも、お友だち同士で盛り上がり、ママママ星人だったあの頃を懐かしむ母(笑)。

eminaを創刊したのは、お兄ちゃんが年中さんの時。それが、今年はもう5年生って、時の流れが早過ぎ~\(◎o◎)/!

そして、ボウリングの2ゲーム目は、体力低下でスコアに伸び悩む母たちで、子どもの成長に伴い、減退する母の体力を痛感する日でもありました(汗)。

さて、ラジオ体操第一からの、体力作りでも始めるとするかな~。

つくしの子がはずかしげに顔を出します。

2011年3月23日 水曜日

北海道のママから被災地のママへ、「頑張って!」の思いを詰めた、支援物資のお届け無事完了!! ⇒ 支援物資を届けてきました!

あとは、1万人炊き出しプロジェクトの隊長とリーダーさま、宜しくお願い致します<m(__)m>

元気と笑顔もキッチンカーに乗せて、気を付けて行ってらっしゃいませ~!!

そして、北海道石狩振興局様からも↓↓

チャーター便が青森についたと連絡がありました。これから宮城・岩手圏内に配送して行きます。じゃがいも35トン、玉ねぎ175トン、米20t、他農産物95tです。

お米の在庫状況の情報が入ったので、お知らせします。
(1) 年間の米需要額(例年) 概ね810万トン

(2) 米の在庫状況
 ア 現在の供給可能数量 1,013万トン
 イ 政府の米の備蓄量  92万トン  ア+イ 1,105トン

↑↑ 上記の連絡を頂きました。

1t=1000Kgなので、どの位の量になるかというと・・・。

とにかく、たくさん(汗)。

そして、お米の在庫も、例年の年間需要量よりも多いということなので、皆さん!買いだめに走らなくても大丈夫です!!

こんな風に納得出来る数字で教えてもらえると、不安が解消されて安心できますよね。

もうすぐ、

雪が溶けて川になって流れて行きます。つくしの子がはずかしげに顔を出します。もうすぐ春ですね~♪

の、春です。
(ニッポンを元気に!~アノ歌コンサートを見ていたので、若干?かなり?古め(汗)。ザ・ベストテン世代ですのでね~。)

北海道の大地に、また実りの季節がやってきます。

なので、大丈夫!!

北海道の大地から、日本を元気に!!

ポポポポ~ン。

頑張って!の思いも詰めて完了!!

2011年3月23日 水曜日

今、私たちに出来ることを考えて、『北海道のママから被災地のママへ支援物資を届けようプロジェクト』が始動し、ママの目線で、ママの為になるように、eminaポイント募金や、emina会員さんへ支援物資の協力の呼びかけをさせて頂きました。

そして、emina会員さんからの支援物資がたくさん届きました!!

急な出動要請にもかかわらず、たくさん集まってくれたeminaメイトさん。てきぱきと手際よく、仕分け作業を進めて行きます。

さすがスーパー主婦軍団!と、しばし作業を眺めていた私。 ←おまえも一応主婦だろう!と自分でツッこんでみる(笑)。


支援物資の子ども服

絵本

そして、emina会員さんからの募金で購入させて頂いた、


子どもの下着に、ママたちの下着。ブラカップ入りのキャミソール。サイズはS、M、Lを取り揃え、ブラカップ入りをセレクトするあたりがママ感覚満載。そして、子どもが「ぐちゅぐちゅぺっ」するだけで、お口の中を消毒できるやつ。

赤ちゃんのおしりふき

赤ちゃんせんべい

離乳食

化粧品

その他、歯ブラシ(子ども用・ママ用)、洗顔フォーム、生理用品などなど。

現地で必要とされているものが、食料品から生活用品に変わっているという情報を得て、購入させて頂きました。

仕分け作業中、私は通常通りお仕事の打ち合わせにつき外出。
元気な地域の人は、通常通りきちんとお仕事に励むのが、明るい日本の未来のためなので元気にお仕事頑張り中!!

そして、会社に戻ってみると、

仕分けされたダンボールは51箱。中に入っている物、服のサイズまで細かく記入されて仕分け完了。さすがスーパー主婦軍団!お見事な仕分け作業でございました。

そして、お客さまも↓↓

札幌テレビ放送 報道制作局情報制作部の林ディレクターが、取材にいらしておりました。

今、私たちにできること、北海道のママから被災地のママへ支援物資を届けようへの取り組みの様子が、明日(3/23日)の『どさんこワイド』で放映されるそうです。

この取り組みを嗅ぎつけて?(笑)、取材にいらしたという林ディレクター。さすがTV局のアンテナって凄いです(脱帽)。

北海道のママたちから被災地のママたちへ、震災に負けないで頑張って!!の思いも詰めた仕分け作業完了です!!

アンパンマンにはなれるかもしれない

2011年3月21日 月曜日

『北海道のママから被災地のママへ支援物資を届けようプロジェクト』発足後、24時間を待たずして、続々とemina会員さんからの支援協力のメールを頂きました。

トラックに積み込みできる量も限られていたため、短期間での募集となりましたが、編集部からの呼びかけに、大きくの方に賛同して頂き、ご協力頂きまして本当に有難うございました。

明日、編集部で仕分け作業を行い、責任を持ってHMカンパニー様に届けさせて頂きます!!

被災地では、子どもたちのために、「それいけ!アンパンマン」のテーマソングが、定期的に流されているそうです。

そうだ うれしいんだ 生きるよろこび たとえ胸の傷がいたんでも

で始まるアンパンマンマーチ。

アンパンマは、みんなの夢をまもるために戦うヒーロー。お腹が空いた人のためには、自分の顔をちぎってでも食べてもらうなど、自分を犠牲にしてまで戦います。

今、被災地では、自衛隊員、消防隊員、警察官、行政の方、東電の方、復興に携わる関係企業の方々、ボランティアの方々など、みんなの夢をまもるために戦ってくれています。

その方々をアンパンマンに例えるなら、アンパンマンをサポートするジャムおじさんも、たくさんいるんじゃないかと思います。

eminaを通して、いつも子育てを応援してくれている、行政の方、企業様も、いろいろな支援をしています。

■北海道石狩振興局 農務課様から、
地震被害地へのエミナ会員の皆さまのご支援、心よりお礼申し上げます。
被害地への食料支援のため、道内の農業関係機関が一体となって支援をしていきます。本日(17日)、LL牛乳5500本を千歳駐屯地から自衛隊機により空輸しました。今後、被災地へおにぎりを1日最大で3万個輸送できるよう準備を進めています。
また、釧路港から運搬船2隻が物資の輸送のため本日出港いたします。

とメッセージを頂きました。
北海道石狩振興局⇒ 東北地方太平洋沖地震の関する情報サイト

■いつもeminaを通して、子育てを応援してくれている企業様の支援について
北海道コカ・コーラ様  ポッカコーポレーション様  日本ハム株式会社様
北海道ガス株式会社様  KDDI株式会社様  イオン北海道株式会社様

その他にも、本当にたくさんの企業さまが、いろいろな形で支援、応援しています。

eminaも、ジャムおじさんまでには及びませんが、バタコさんのお手伝いさん?くらいにはなれるよう、私たちが出来ることを頑張ろうと思います。

そして、ジャムおじさんたちを応援するべく、北海道米を食べて、いろはす飲んで、ラッシー飲んで、お肉をいっぱい食べて、唐揚げにはポッカレモンをたくさんかけてetc・・・、企業様を応援しましょう。
※但し、買いだめは控えましょう(笑)。

tagoshu さん投稿(YouTube)
⇒ 震災救助活動応援歌 アンパンマンのマーチ
君はスーパーマンやウルトラマンにはなれない。でも、君はアンパンマンにはなれるかもしれない。

スーパームーン

2011年3月21日 月曜日

2011年3月19日の満月は、小さいときと比べると実際に30%明るく、直径が14%大きく見えていたそうです。

これは、月が楕円(だえん)軌道上で地球に一番近づく近点に来る日と満月が重なった「スーパームーン」と呼ばれる現象で、ここまで大きな月が見られたのは18年ぶりとのことです。

帰省中だった実家で見ましたが、月がとっても大きくて、星の光が薄れるほど明るかったですよ。

そして、世界一大きな地球儀の写真もUPしてみた(笑)。

これからの日本が、明るく照らされた未来でありますように。

北海道のママから被災地のママへ

2011年3月17日 木曜日

被災地の報道を目にするたびに、気になることは、やっぱり子どものこと。

避難生活でのストレスから、病気の症状はないのに、食欲が減退している子どもが出ていると報道で目にしていました。

そんなときに、株式会社HMカンパニーの林社長から、【大震災支援】温かい心と温かい食事を届けよう!プロジェクト発動のメールを頂きました。

まずは第一弾として、3月24日に函館発でキッチンカーを東北地方に送り、地域の自治体と連携して、現地での調理を支援するそうです。もちろん、ガソリンも持参で、現地ではカレーライス3000食を作る予定だそうですよ。

そこで、林社長にコンタクトをとり、避難所のほんの小さなスペースで良いので、絵本やおもちゃを設置するコーナーが出来ないかと相談したところ、ご快諾頂きました。

食料、生活用品は、もちろん第一優先。だけど、遊ぶものもないであろう子どもたちに、少しでも癒される物を届けたかった。トラックの中の小さなスペースで良いので、運んで欲しかったんです。

そして、絵本やおもちゃ、子供用の洋服などの支援物資も運んで頂けることに!!

そこで、eminaの『北海道のママから被災地のママへ支援物資を届けようプロジェクト』が急遽発足!!北海道のママ(emina会員)に、緊急支援協力のメールをさせて頂きました。

今日の夕方送信したメールにもかかわらず、温かい支援協力が続々と届いてます。

本当にありがとうございます <m(__)m>

~物資の支援にご協力頂ける会員さんからのコメント~
一部ですが、ご紹介させて頂きます。

■子供達には遊ぶことが癒しになるのではないでしょうか。 なんだか言葉にすると薄っぺらい感じがしてしまい上手く言えませんが、子供達が元気に過ごせることが皆さんの希望になりますように。少しでも被災地のママ達、赤ちゃん達の力になりますよに! 赤ちゃんや子供達の衣服やおもちゃのことまでは、なかなか目がいってないように感じていました。でも、どうすればいいのかわからず…。このメールを見た時、本当に嬉しく思いました! このような場を提供していただき本当に感謝しています。ありがとうございました。

■被災地の映像を見るたび、小さい子どもはどうしてるんだろう?小さい子どもを持つママたちはどうしてるんだろう?と気になっておりました。たくさんの心配事をかかえたママたちのために何かできないか、と日々考えていたところにemimaさんからのメール!できることはしたい!と我が子どもそっちのけで、たんすと格闘した次第です。まだ増える可能性はありますが、持って行きたいと思います。とりまとめ作業など大変かと思いますが、よろしくお願い致します。

■被災者の子どもたちに、絵本を届けたいとずっと思っていました。一瞬でも、心が癒されればと。ご協力できれば嬉しいです。よろしくお願いいたします。

■メルマガでこの事を知りました。既に締め切りが迫っているので、賛同される方で一杯かと思いますが、まだ余裕ありましたら仲間に入れてください。ママだから出来ること探していました。

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やっぱり、子どもを持つ母の思いは一緒だった~!!と感動しながらコメントを読ませて頂きました(涙)。

本当に、ありがとうございます<m(__)m>

emina会員の皆さんから頂いている、募金(81,500円(3/16現在))も、ママと子どものためになることに使わせて頂きたいと思っています。
詳細は、後日改めてご報告させて頂きますので、宜しくお願い致します。

 物資受付の詳細はこちら ⇒ http://emina.jp/form/499.html

ツイッターからの応援

2011年3月16日 水曜日

ツイッター=情報のインフラ
140文字以内の短い投稿(ツイート)を入力して、みんなで共有するサービス。

ツイッターを始めてから、ここ数日が一番ツイッターを見ました。

東北地方沖太平洋地震に関して、日本全国の人が140文字以内でつぶやいています。

その一部を、ご紹介させて頂きます。

@think_justice 14日、4ヶ月の赤ちゃんを見つけた自衛隊。皆が助かりますように
 

@HeizoTakenaka 「子供のサッカー」という言葉がある。ボールの周りに群がって、全体を見ない・・。いまの政府とメディアがまさにそれではないか。原子力ばかりに注目が集まり、経済全体を見る人がいない。急ぎ、予算の組み替えで10兆以上の災害対策費を捻出すべきだ。「経済安定復興本部」を作るべし。

■座布団10枚あげたいと思ったツイートがこれ↓↓

@pksahima 復旧作業には途方もない力がいると思うが、日本にはいま、「やたら力持ちで」「やたら時間があって」「名誉回復をしたい」大男の集団がいる。相撲協会よ、今こそ立ち上がれ。

@nekkonekoyaa 娘がトイレットペーパーの買占めについて、「地震がきたら、うんこがいっぱいでるん?」と言っていた。論理的思考力の発達ぶりに目を細める。

■そして、エミナWebのシステム担当のあの方も、しばらくつぶやいていないな~と思っていたら、こんなものを作っていた↓↓

@napzak 地名を入れて虫眼鏡マークをクリックすると、その地域のツイートを表示します。twitterの緯度経度から検索するAPIを使ってます。特定地域の状況がなんとなくわかるかも  ⇒ http://sapporonote.com/ 

■コアラのマーチからのメッセージ  ↓↓
http://photozou.jp/photo/show/543328/71580109

 ■そしてやっぱり、負けるな日本 ↓↓

@dw_house Tip3′Sチームにて「負けるな日本!バナー」を制作しました。お持ちのホームページに設置してミンナで応援しよう!
詳しくは ⇒ http://design-warehouse.tip3s.net 

■ヤシマ作戦に続いて、ウエシマ作戦始動中 ↓↓

 @stam_mats2 「買占めの皆様へ」スーパー、コンビニ経営者の方々、
ご活用いただけたら本望です! ⇒ http://ow.ly/i/9cxt/original
印刷用PDFはこちら ⇒ http://ow.ly/4fqKO

ここ数日、日本人の心意気、復活への思いを知ることが出来たツイッター。

いいじゃん!日本!!

■そして最後は、

心を揺さぶるツイート⇒ 「東北地方沖太平洋地震」 PRAY FOR JAPAN

被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ

2011年3月15日 火曜日

 「chodo」さんという方が書いた、阪神大震災の時の経験談が、とても興味深い内容だったので、転載させて頂きました。

2011/3/14
被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ~僕の浅はかな経験談~

阪神大震災が起きたとき、僕は高校3年生で、しかもセンター試験の翌日だった。

遠くから沢山のトラックが走ってくるような、不気味な音が夢うつつに聞こえ、気がつくと家全体が揺れていた。父親にたたき起こされて玄関を開け、ガスを閉めてTVをつけると、阪神高速が崩壊していた。家が揺れた恐怖と、テレビの実感の無さと、街中の静けさが記憶に残っている。

その日は登校してセンター試験の自己採点を行い、二次試験のための面談をしなければならなかった。僕は迷ったが、結局自転車で出発した。大阪城の堀から水が溢れ出していた。

学校に着くと全てがいつもどおりで、来ていない生徒もいたが、先生は特に何も言わなかった。粛々と自己採点し、粛々と面談が行われた。僕達の仲間で三宮と西宮に住んでいる友人がいたのだが、さすがに登校はしていなかった。昼休みに仲間3人で、二次試験が終わったらボランティアに行こうと話をしていた。

下校時刻になって、担任の物理教師がおもむろに話しだした。
「今回の震災で我校の教師や生徒も被災者となり、登校できない人がいます。センター試験が終わり、受験生としての役目を終えた人もいると思います。あなた方の中には、正義感や義侠心に駆られて現地に乗り込む人もいるでしょう。それは間違ったことではありませんが、正直に言えば、あなた方が役に立つことはありません。それでも何かの役に立ちたいという人は、これから言う事をよく聞いてください。

まず食料は持って行き、無くなったら帰ってくること。被災地の食料に手を出してはいけません。
寝袋・テントを持っていくこと。乾いた床は被災者のものです。あなたがたが寝てはいけません。
作業員として登録したら、仕事の内容がどうであれ拒否してはいけません。集団作業において途中離脱ほど邪魔なものはないからです。
以上の事が守れるのであれば、君たちはなんの技術もありませんが、若く、優秀で力があります。少しでも役に立つことがあるかもしれない。

ただ私としては、今は現地に行かず受験に集中し、大学で専門的な知識や技術を身につけて、10年後20年後の災害を防ぐ人材になって欲しいと思っています。」

言葉の端々は忘れてしまったが、教師が言いたかったことは今でもはっきり憶えている。

結局僕たちは、物理教師の言ったとおり、なんの役にも立たなかった。
配給のパンを配って回ったり、お年寄りの移動に付き添ったり、避難所の周りを掃除したり、雑用をさせてもらったが、持っていった食料は5日で尽きた。風呂には入らなかったが、寝るところは防犯上困ると言われて避難所の中で寝た。生活のインフラ整備や瓦礫除去作業は、消防や自衛隊があ然とするくらい力強く、迅速に問題を解決していった。僕達の存在は宙に浮き、遊び半分で来たボランティアごっこのガキ扱いをされていた。実際手ぶらで現地に入って、汚い仕事を嫌がるような若者はたくさんいたし、そういうグループと僕達が、能力的に大きな差があったかというと、とてもそうとは言えなかった。
僕達が現地で強く学んだことは、「何かして欲しい人」がいて「何かしてあげたい人」がいても、事態は何も前進しないということだった。人が動くためには、「人を動かす人」が必ず必要になる。社会人なら常識として知っている事さえ、僕たちは知らなかった。

僕達は現実に打ちひしがれて現地を離れ、浪人を経て京都の大学生になった。そして被災地への情熱も無くなっていった。結果的に僕達の正義感は、ハリボテだったのだ。正直に告白し、反省する。僕たちは、神戸への気持ちを、たった一年間も持続させる事さえできなかった。

今回の震災で、被災した人の役に立ちたい、被災地のために何かをしたい、と感じている若い人達がたくさんいると思う。でも慌てないで欲しい。今、あなた方が現地で出来ることは、何一つ無い。現地に存在すること自体が邪魔なのだ。今は、募金と献血くらいしか無いだろう。それでも立派な貢献だ。胸を張って活動して欲しい。
そして、是非その気持を、一年間、持ち続けて欲しい。もしも一年経って、あなたにまだその情熱が残っているなら、活躍できるチャンスが見えてくるはずだ。仮設住宅でのケアや被災者の心の病、生活の手助けなど、震災直後よりも深刻な問題がたくさん出てくる。そういった問題を解決するために、NPOなどが立ち上がるだろう。その時に初めて、被災地は「何も出来ないけど何かの役に立ちたいと思っている、心優しいあなた」を必要とするのだ。もしかするとそれが、あなたの一生を変える大きなきっかけになるかもしれない。

結局僕は紆余曲折を経てGISの技術者になり、専門分野は違っても、多少なりとも防災の分野に寄与できる立場に辿り着いた。あの頃よりも、少しは人の役に立てるようになったんじゃないかなと考えている。

2011/3/15 追記
沢山の反響ありがとうございました。同じような経験をされた方もたくさんおられたようで、あの時感じた孤独感が今頃癒されております。

僕は上記のエントリーで一年は待ってみようと書きましたが、そんなに待たなくてもいいようです。すでにNGOなどの支援団体が、ボランティア受け入れに向けて動き出しているみたいですね。もちろん動き出すのはまだ先になるでしょうが。

時間と体と情熱のある人は、そういった「人を動かす人」としっかり協力して、自分の能力を最大限に発揮して欲しいです。もちろん1年、2年、5年、10年スパンで細く長く復興を援助する気持ちもとても大切だと思います。

私たちにできること。に、

2011年3月14日 月曜日

私たちにできること。に、

たくさんのemina会員さんに賛同頂き、たくさんのポイント募金が届いています。

賛同頂きまして、本当にありがとうございます。

eminaでしていることは、小さなことかも知れないけれど、小さなことが集まれば、大きなことに繋がると思っています。

そして、子どもを持つ母として思うこと。

TVから放映される地震の映像を、一緒に目にしているだろう子どもたち。世界最大級といわれる大地震の悲惨な状況は、大人でも驚くばかりの映像です。

なので、子どもたちもきっと少なからず不安に思っているはず。

だから、「ママが付いているから大丈夫だよ。どんな時でもママが守るからね。」などの言葉をかけて、子どもを安心させてあげて下さいね。

私も子どもたちにそう言って、何かあった時の避難場所1~3箇所まで確認し、災害にあったときの注意事項を家族で確認しました。

そして今朝は、学校へ行く子どもたちに、「日本の明るい未来のために、しっかり勉強してくるように!」と、ひと声添えて笑顔で送り出しました。

「じゃあ、ママは明るい大人だから大丈夫だね。」と、意味をイマイチ理解していないようでもありましたが、まぁいっか(笑)。

日本が明るい未来であるように、ママたちが笑って楽しく子育て出来るような情報発信を、これからも頑張ります。

emina = あなたが笑う。

笑う門には福来る。

笑顔で子育て、笑顔でお仕事、出来ることから少しずつ。

そして、日本を元気にしましょうね!!

少しずつのポイント募金はこちらから ⇒  https://emina.jp/form/496.html