体験してみよう北海道の酪農 視察その1

10月16日(土)に、『体験してみよう北海道の酪農』と称した、子ども向けの酪農体験ツアーが開催されます。

【体験内容 その1】
・乳牛が健康で丈夫に育ち、おいしくて安全な牛乳を生産している酪農家のお仕事を見学しよう!
・牛舎の建築現場を見学しよう!


と、言うわけで、一足お先に行ってきました。
まずは、小林牧場さん。

江別の住宅街を、ちょっと横道に入ってス~ッと行くと、まるで別世界の景色が広がって、札幌近郊に、こんなにたくさんの牛がいる牧場が!と、驚く。


あんた誰?あっかんべぇー

何見てんのよ。まぁ、ほっといて水飲みましょ。

と、言っているような感じで?牛さんたちがお出迎えしてくれました。

小林牧場さんには、約200頭もの牛がいるそうです。

牛の年齢と人間の年齢を比較してみると、牛の1ヶ月は、人間の1才に相当するそうです。1ヶ月で1才年を取るって・・・、牛じゃなくて良かった^_^;

私たちは、子どもを産んだお母さん牛のおっぱいを、牛乳として頂いているわけですが、子どもが産まれるまでの期間は、十月十日ということで、人間と同じなんですって。なので、牛が初めて妊娠するのは、14、5才で、産むときには、24、5才になっているそうです。へ~っ。

小林牧場さんでは、生まれたての赤ちゃん牛 → 子ども牛 → 青年牛 → 出産準備中の牛 → お母さん牛 と、牛舎が分かれていて、酪農体験ツアーでは、子どもたちがそれぞれの牛舎を見学。そして、牛のおっぱいが、どんな工程で牛乳になって、牛乳には、どんな栄養が含まれているのかなど、実際に自分の目で見て勉強します。

自分たちが、普段飲んでいる牛乳が、どんな人たちが、どんな風に、どんな思いを込めて作っているのか、実際に子どもたちが、自分の目で見て体験することによって、自分たちが生きるために口にしている食べ物や、飲み物に、本当の意味での「いただきます。」の心が生まれてくるんじゃないのかな~と思っています。

そして、

ワタシ、ついこの間産まれたのよ。あなたいくつ?
と、言っているような子牛の耳にについているのが、耳標。

牛肉偽装事件の後から、全ての牛に付けることが義務付けられたそうです。
なので、今は、どこで生まれた牛で、どんなエサを食べて育ったかなど、全て分かるそうです。

でも、耳標代や、耳標を付ける作業など、酪農家さんにとっては、出費や手間が増えたことになりますよね。

その他にも、小林牧場の会長さんから、牛の一生や、牛肉の話など、沢山教わって、子どもたちより一足お先に勉強して、自分も考えさせられることが沢山あった視察でした。

そして、日本で初めての施設が整う牛舎が建てられる場所。

9/29日が地鎮祭なので、10月の体験ツアーでは、日本で初となる牛舎の建設現場を見られるという、滅多にできない経験もできますよ。

どんな所が日本で初めてなのかは、体験ツアー後のお楽しみということで・・・。

体験してみよう北海道の酪農の申し込みは、9月30日まで受け付けています。詳細はこちら ⇒ 酪農体験ツアー

私もすごく勉強になったので、子どもだけじゃなくて、ママ向けの体験ツアーもあったら良いな!

体験してみよう北海道の酪農 視察その2は、新札幌乳業さん。

つづく。

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