日本国内で8割が北海道産であるほたての魅力を皆様にぜひ知っていただきたく、今回お邪魔したのはもなみ幼稚園です。
年中さんの親子と一緒に開催しました。
子供たちはエミナスタッフのゆみ先生と一緒に紙芝居を見ながら、ほたてについて学んでいきました。
ほたて貝の中身はどのようになっているのか、ほたての年齢はどのように数えるのかなど大人が聞いても勉強になる内容となっています!
おうちの方にはホールで、ほたての栄養や効用についてお話させていただきました。
今北海道で獲れる水産物の中で生産量・生産金額共に1位であるほたては全道各地で育てられており、それぞれ獲れる時期が違うので基本的には年中ほたてが水揚げされていて、いつでも旬が味わえます。ふるさと納税でも北海道のほたては大人気商品となっていますよね。
ほたては高タンパク低脂質でとてもヘルシーな食材となっており、他の貝類に比べ美味しさの源であるアミノ酸が約2倍含まれています。
心地よい睡眠を促す、ほたての甘味成分である「グリシン」や体の疲れを軽くしたり肝臓の働きを良くする「タウリン」なども多く含まれています。
そして子供たちは、北海道のほたてPRキャラクター「ホタテリオ」のお面作りも行ないました。
好きな色をクレヨンを使って塗っていき、帯をつけたら完成です☆完成したお面を頭につけて、おうちの方が待っているホールへ来てくれました。
そこで今日はたくさんのおうちの方にお集りいただいたので、親子対抗「ほたての貝合わせゲーム」を行ないました。
親チーム子供チームに分かれ、ほたて貝のカードを1枚選びます。ゆみ先生の掛け声で一斉にカードをめくり、ゆみ先生と同じ絵が描かれているカードを選んだ人が勝ちです。
接戦で結果を聞くまでみんなドキドキ・・・とても盛り上がっていました!
最後は一緒に座って、今日学んだ事のクイズとほたて漁のデモを見ていただきました。
「ほたての目はどこかな?」「このほたては何歳かな?」「ほたてはどちらの方向に泳ぐかな?」など、子供たちがしっかり覚えていて堂々と手を挙げる姿がかっこよかったです☆
ほたて漁は噴火湾や日本海側で行われている、ほたて貝に穴をあけてロープで吊るす「垂下式」と
オホーツク海や道東沖で行われている、稚貝を海底に撒いて育て、八尺というつめのついたふくろ網で獲る「地まき式」があります。
垂下式は砂が入りにくいのでボイルほたて、地まき式は貝柱が大きく弾力があるので生食用や干し貝柱に加工されるそうですよ。
そして今日の試食「ほたてのバターしょうゆご飯」と「ほたてのスープ」を食べていただきました。
北海道産ななつぼしで炊いたご飯に、バターしょうゆで炒めた貝柱を混ぜてラップで包み、仕上げは皆さんに軽く握ってもらいおにぎりにしました。
北海道産のほたてとお米、そしてテッパンの味つけバターしょうゆの相性は間違いない美味しさです♪
ほたてのスープは、AIRDOの機内で提供されているものでSNSなどでも話題になった商品だそうです。
北海道産ほたてから作られたホタテエキスパウダーを使用しているので、濃厚なほたての風味が広がります。こちらのスープはお土産でも差し上げており、スープとして飲むだけでなく様々な活用方法が北海道ぎょれんさんの公式サイトに載っていますので、ぜひご活用いただけたらと思います。
ご飯もスープも、みなさんあっという間に完食でした!栄養と旨味がたっぷりの北海道産ほたては、そのまま食べても煮ても焼いても美味しくいただける万能食材です!
今回の講座を通して、今まで以上にほたてをたくさん活用していただけたら嬉しいです。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!!