北海道のほたて ほたてのホントセミナーin桜台いちい幼稚園

北海道が世界に誇るほたてについてぜひ皆様に知って頂きたく、今日お邪魔したのは厚別区にある桜台いちい幼稚園です。

年長さんのお友達と一緒に学んでいきました。

エミナスタッフのちえこ先生が「ほたては好きですかー?」と聞くと、「好きー!」という答えがたくさん聞こえてきましたよ。

ほたては海の中で生活していて、私たちが住む北海道は海に囲まれているのでその海の中にはたくさんのほたてがいますが、同じ海の中で生活している他の生き物はどんなものがいるのかな?ちえこ先生のヒントを聞きながら次々と答えがでてきました。

そしてほたての体の仕組みも詳しくお勉強していきましたよ。

ヒモと呼ばれる部分には目が80~100個もついていて、敵を監視しているそうです。また三日月型の生殖巣は色によってオスとメスを見分ける事ができるんです。

初めて知る内容に驚きながらも、みんな真剣に聞いていましたよ。

そしてほたて漁は大きく分けて2種類あり、地域によって異なるのでこの実演も行ないました。

まずオホーツク海や道東沖で行われている「地まき式」という方法は、稚貝を海に撒いて4年間育てたものを八尺と言うツメのついたふくろ網でとる方法です。

そして日本海側や噴火湾で行われている「垂下式」という方法は、貝を海に吊るして育て、大きくなったら水揚げします。

どちらも大変な作業ですよね。このように大切に育てられたほたてを私たちは美味しく頂いているので、漁師さんに感謝できますね。

ほたてについて詳しくなった後は、北海道ほたてのキャラクター「ホタテリオ」くんのお面作りを行ないました。

さすが年長さん!色鉛筆を使ってきれいに仕上げていましたよ。

完成したお面を頭につけて、「ほたての貝合わせゲーム」も行ないました。

ほたて貝のカードを1枚選び、一斉にめくり裏の絵がちえこ先生と一緒だったお友達が当たりです。

クラス対抗で行ない、声援も飛び交い盛り上がっていましたよ。

それぞれの先生からの結果発表もみんなドキドキ・・・どちらのクラスも頑張りました!!

最後はお弁当や給食と一緒に「ほたてのバターしょうゆご飯」と「ほたてのスープ」を試食して頂きました。

ほたての貝柱をバターとしょうゆで炒め、北海道産ななつぼしで炊いたご飯に混ぜて作ったものをラップに包み、最後は子供たちに「美味しくなーれ!」とおにぎりに仕上げてもらいました。

ななつぼしは冷めても美味しいという特長から、おにぎりやお弁当にも最適です。そしてさっぱりとした味わいで濃いめのおかずにも負けないという特性は、バターしょうゆで炒めたほたてともバッチリですね!

ほたてのスープはAIRDOの機内サービスでも提供されている、北海道産ほたての旨味がギュッと詰まったスープです。

ご飯もスープも「もっとおかわり食べたい!」と言ってもらえるほど大好評でした(^^)

ほたては高タンパク低脂肪でとてもヘルシーな食材です。おいしさの源であるアミノ酸があさりやかき、しじみの約2倍含まれていて、ほたてならではの甘味を感じさせるグリシンがとても多く含まれています。

このグリシンは心地よい眠りを促し睡眠を深くする作用もあるそうです。他にも、体の疲れが軽くなるタウリンや鉄分なども多く含まれています。

生でも焼いても煮ても美味しく食べる事ができ、ふるさと納税でも大人気商品と言われている北海道のほたてを、ぜひご家庭でもたくさん食べて頂けたらと思います!