教えて!みんなの家庭の食育


お子さんにはなんでもバランスよく食べて欲しい、健康でいて欲しいと願っているのに、現実は好き嫌いが多い、遊び食べをする等、食に苦労されている親御さんも多いと思います。
そこで、皆さんの家庭ではどのように食と向き合っているのかアンケートを実施しました。




  しいたけ
  なす
  ピーマン

  きのこ類やなすは、味や食感、匂い、
  ピーマンは味や食わず嫌い
  というお子さんが多かったです。


     
 

 

子どもが小さい内は、8割以上の方が「工夫をしている」という結果に。大きくなるにつれて、「いいえ」が多くなり、嫌いなものは嫌いでしょうがないかなという諦めが見えますね。


 嫌いな食材がわからないように調理する
  (細かく切る、味の濃い料理に混ぜる等)

 一口だけ食べさせる
 褒める・盛り上がる声かけをする
まずは気づかれないようにするというのが第一歩のよう。その後は子どもの努力を促すという結果に。わからずに食べるのと、わかってて食べるのは大きな違いですよね。


 ピーマン
 トマト
 なす
  小学校で給食がスタートすることで、嫌いな物を克服するお子さんが多いようですが、なすやきのこ類は大きくなってもなかなか克服するのは難しいようで、好き嫌い界の鬼門のようです。


農業体験に参加した。(サマーメロディ)
自宅の庭で、自分で育てたものを収穫をして食べたら、「美味しい」と食べてくれるようになった。(紫陽花)
BBQで丸ごと焼いたのが美味しかった。(みゆまま)
野球で栄養関係の勉強をして。(さんち)
自然と大きくなったら食べていた。(ゆきんこ)
他には給食で食べられるようになったという声も多くありました。自分で作る、収穫する、皆で食べる、栄養について学ぶ等々、実際に何事も体験してみるのが効果的のようです。




 食べるのに時間がかかる
 好き嫌いが多い
 食べる量が多い

 特にない
 食べるのに時間がかかる
 好き嫌いが多い

 
     
 

 


就学前はストレスになっている、少しなっているという方が8割以上という結果に。対して就学後はストレスになっていない方が半数以上でした。今の悩みは成長と共に解決するかもしれないという希望が持てますね。


いつか大人味覚になり、食べてくれると思って頑張りましょう!(みなちー)
嫌いな物があっても無理に食べさせようとするより、他の食材で補えばいいや〜という気持ちでいます。子供にとって、食事の時間が苦痛になるより、楽しい時間であるほうが良いと思いますので、私は無理せず、頑張りすぎず、やっています。(紫陽花)
今の悩み多き毎日が懐かしくなる日が必ず来るはず。(ひらこ)
給食を食べているうちに様々な料理が食べられるようになります。今偏食だとしても、成長するにつれて食べられるものが増えていきますのであたたかく見守ってあげて下さい。(さくさく)


好き嫌いは多い。でも食べなくても、「きっと体が求めてないのね」と思うし、急に肉を食べる日が来たら「たんぱく質を求めていたのね」と思うので、「食べる・食べない」は決して私の料理が下手という訳ではないのだ!と、この仏の領域まで達するのに5年かかりました。(みーこ)
家庭菜園をしてみたり、食が身近に感じられるような絵本などを用意したり、神経質にならずに視野を広げて子供が食を大切にできるように工夫してきました。(はっちー)
私の作った物を、子どもが美味しい美味しいと褒めてくれるので満点です。(Judy)
子どもに気遣いばかりする食卓ではなく、大人が好む物も積極的に出しましょう!(ゆう)

そのほか、子育ての先輩に食に関して訊きたいことや、栄養士に訊きたいことの回答はこちらから

編集部より
成長とともに悩みは食べる食べないから、献立や買い物の量、思春期(特に女子の生理やダイエット)特有の必要栄養素などと変化していくようです。子どもの為を思って、小さい内は頑張り過ぎてしまうこともある食生活ですが、それがストレスになったり食事が楽しくなくなってしまったら、ちょっとひと休みが必要かも。もちろん好き嫌いなしが理想だけれど、そうじゃなくても大丈夫。園や学校の給食や、食育活動にも助けてもらいながら、食べることの大切さや楽しさを伝えられるといいですね。