今が旬である北海道のおさかな「秋鮭」について皆様に知っていただきたく、今回お邪魔したのは中央区にあるさゆり幼稚園です。
年中さんと一緒に学んでいきましたよ。
私たちが住んでいる北海道を囲む海の中には、たくさんの生き物が住んでいます。子供たちはエミナスタッフの保育士ゆみ先生と一緒に、海の中に見立てた大きな巻物を見ながらどんな海の仲間たちがいるのか探していきましたよ。
そして秋鮭にまつわるクイズに答えながら学んでいきました。「オスとメスの違いは?」「秋鮭はどうやって産まれた川に戻ってくるのかな?」など、大人が聞いても興味深い内容となっています。中でも「メスの鮭のお腹の中にはどれくらいの数の卵(いくら)が入っているか?」という内容では、大体3000~4000粒が入っているのに対し産まれた川に戻ってくるのは2匹程度となっているので、生き残るのがどれだけ大変なことなのか、そして少しでもたくさんの鮭が帰ってこれるように私たちはどんな事ができるのか・・・と考えさせられます。
同じ頃、別室ではおうちの方にも秋鮭の栄養と効用についてお話させていただきました。
今お店にたくさん並んでいる「秋鮭」とトキシラズと呼ばれる「時鮭」や幻の鮭と呼ばれる「鮭児」は同じ種類の鮭となっていますが、北海道の秋鮭は天然物に対し、「サーモン」と呼ばれる輸入鮭の多くは脂のりなどを調整されている養殖物となっているので異なるものとなっています。
また天然物と養殖物では栄養面でも異なり、養殖物の方がカロリーや脂質が50%以上高く、たんぱく質は天然物の方が多く含まれています。天然物の秋鮭は高タンパクでヘルシーな食材なんです。
子供たちはクイズの後、北海道の秋鮭PRキャラクター「シャッケ船長」のお面作りも行ないました。
クレヨンを使って好きな色を塗り、終わったら帯を止めて完成です!
その頃、お部屋の近くではスペシャルゲストが子供たちに会える事を今か今かと待っています(^^)
なんとお面で作ったシャッケ船長がみんなに会いにやって来てくれました!!
本物の登場に子供たちもびっくり!!一緒にダンスを踊りましたよ♪
シャッケ船長のポーズも上手にきまりました☆
シャッケ船長と記念写真も撮って、最後は北海道の郷土料理でもある秋鮭のちゃんちゃん焼きを試食しました。
美味しい秋鮭と野菜に甘めの味噌だれを絡めて食べるちゃんちゃん焼きは栄養バランスも良く、子供にも大人にも大好評!
ご家庭でも簡単に作る事ができますので、ぜひお試しくださいね。
秋鮭は頭から尻尾まで捨てる所がない、と言われるほど様々なお料理に活用できます。
秋鮭やいくらの綺麗な赤色に含まれるアスタキサンチンは抗酸化作用が非常に強く、疲労回復や免疫力低下を防ぐ働きがあると言われています。
ぜひ北海道のおさかな「秋鮭」をこれからもたくさん食べて頂けたらと思います。