中野整形外科医院

市電「西線6条」駅のそば、お父さまから2代にわたって続く整形外科です。中野院長の趣味は多才で、週1回はテニスなどで汗を流しているそう。

中野達院長		Q．赤ちゃんを抱っこすると手首が痛い A.治療するしないは保護者の判断で。赤ちゃんの沐浴や抱っこで手や指に負担がかかり、腱鞘炎になるお母さんは少なくありません。いろんな場所で発症しますが、多いのは親指の付け根。赤くなって熱がある急性期なら保冷剤などで冷やすのもいいですが、慢性期になるとあまり効果はありません。痛みが強いようなら整形外科を受診しましょう。一般的な治療としては消炎鎮痛剤を飲んだり塗ったりしますが、母乳で育児をされているお母さんの場合はむやみに薬を使えません。腱鞘炎は基本的に使いすぎが原因なので、しばらくの間、手を休めることがなにより重要です。赤ちゃんの世話をご主人やお母さんに手伝ってもらうなど、手指になるべく負担をかけないようにしてください。使い続けていれば治りませんし、少し楽になったからといって元通りにすると、痛みがぶり返すこともよくあります。痛みがひどいときはステロイドや局所麻酔の注射をしたり、手術する場合もありますが、とにかくまず手指を休めることから考えましょう。