2004年に開院。市立小樽病院の皮膚科医長の時代からあざの
レーザー治療に詳しく、クリニックでは医療用レーザーを7種類
用意。青いあざやシミ用のレーザーは一般的ですが、赤あざ治療
の色素レーザーがある病院は札幌市内でも数少ないので、他院
から紹介されて受診する患者さんも多いそうです。
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山中 清光 院長
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Q.赤ちゃんの赤あざが心配です
A.小さいうちにレーザー治療を
赤ちゃんの赤あざに多いのは「いちご状血管種」と「単純性血
管種」のふたつです。いちご状血管種はそのうち消えるものも
ありますが、単純性血管種は自然には消えません。「赤あざはそ
のうち消えるから放っておきなさい」という人もいますが、どち
らの赤あざか判断がつきにくく、いちご状血管種でも盛り上
がってくるタイプは跡が残ってしまう場合もあります。ですか
ら、消えるか消えないか経過を待つよりも、小さなうちに治療し
て早く消してしまったほうがいいでしょう。そのままにしておく
とあざも大きくなるし、レーザー照射の回数も増えます。また、
レーザー後は日光を浴びないようにしなければならないので、
外遊びの機会が増える前に治療するのがおすすめです。1回で
あざが消えるわけではなく、定期的に1〜2年単位で通わなけれ
ばならない場合もありますが、健康保険が適用されますので
安心ください。
先生の横顔 3〜4歳になるとレーザーに対
する恐怖心が芽生えたり、あざ
の記憶も残るので「治療は小
さいうちがベスト」という山中
院長。少年時代から野球が好
きで、ファイターズの年間シー
トをクリニックで購入。病院の
スタッフや子どもたちと札幌
ドームで野球観戦を楽しむそう
です。 |
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