お子さんが怖がってなかなか治療を始められないときは、トレーニングとして待合室のキッズルームで遊んだり、治療器具を見て触れて歯科医になれることから始める場合もあるそう。親子一緒に安心して利用できそうですね。
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住所 |
中)南4条西11丁目 サニー南4条マンション1階
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電話番号 |
011-518-8686 |
休診日 |
水・日・祝 |
診療受付時間 |
月〜金 10:00〜19:00
昼休み 12:30〜14:00
土 10:00〜17:00
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佐藤 亘也 総院長
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妊娠中の歯のケアについて教えてください。
妊娠すると、ホルモンの変化で、歯周病菌が増える、唾液の量が減って口の中が乾きやすくなる、免疫力が落ちるなど、虫歯や歯の病気が起こりやすくなります。また、妊娠7週から胎児の歯が作られ始めるので、ママの体内のカルシウムや栄養がどんどん赤ちゃんへ送られ、妊娠中のホルモンの影響もありママの歯はもろくなります。悩みや自覚症状がなくても安定期に入ったら一度歯の検診を受けることをおすすめします。歯が痛んだり、歯茎の腫れや出血がある場合は、早めに受診し、妊娠していることを伝えた上で治療を受けましょう。最近では歯周病にかかっていると早産や低体重児出産のリスクが高まることがわかっています。また、新生児の口の中は無菌状態ですが、お母さんのなめたスプーンや噛んだ食べ物を赤ちゃんの口に入れることなどによって、お母さんの虫歯菌や歯周病菌が赤ちゃんにうつります。出産前に歯や口の中の状態を万全にして、赤ちゃんへの感染を防ぎたいものですね。
先生の横顔 2歳になるお子さんが歯磨きに興味を持つように、お気に入りのキャラクター歯ブラシを用意して、ふれあいながら楽しい歯磨きタイムを心がけているという佐藤院長。「最近では、自分で歯ブラシをもってきて仕上げみがきをやってもらうようになりましたね」と話してくださいました。
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佐藤 夕紀先生
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子どもの虫歯を防ぐには
何をすればいい?
お母さんが虫歯だと、子どもも虫
歯になりやすいといわれます。な
ぜなら、お母さんの口の中に虫歯
菌や歯周病菌が多いと、赤ちゃん
に感染しやすく、最近は離乳食を
口移しで食べさせるようなことは
少なくなっていますが、スプーンを
共有するのでも感染の危険性が
あります。あまり神経質になりすぎ
ても困りますが、まずお母さん自
身がしっかり口腔ケアをし、安心
して子どもとスキンシップをとれる
ようにしてください。
子どもの虫歯の予防には、歯の
質を強化するフッ素が有効です。
はえたての歯はフッ素の効果も
高いといわれているので、前歯が
生えたら歯科医院で塗ってもらい
ましょう。虫歯になりやすい奥歯は、
みぞを埋めてしまうシーラントがオ
ススメです。特に心配なのは最初
の永久歯である6歳臼歯。歯ブラ
シが当たりにくく、生えはじめる途
中で虫歯になってしまうことも。で
きれば仕上げ磨きは小学校高学
年まで続け、たとえ虫歯がなくて
も3ヵ月ごとに定期健診を受けて
ほしいと思います。
先生の横顔 藤女子高校卒、北海道医
療大学卒業。日本小児
歯科学会専門医。「歯医
者さんの怖いイメージを払
拭して、明るく楽しい雰囲
気をめざしています」という
夕紀先生。プライベートで
はふたごの男の子(3歳)
のママとして奮闘中です。
同じ母親として、常にお母
さんの立場に立ったアド
バイスを心がけています。
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