三重野 雅 院長
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お母さんの虫歯菌が子どもに移る
新生児の口の中には虫歯菌はありません。しかし乳歯が生えた後、1歳半頃から1年くらいの間に母親をはじめ家族の虫歯菌が感染する可能性が最も高くなります。感染する時期が遅く、菌の数が少ないほど虫歯になるリスクは少なくなります。感染を最小限にするには、子どもの乳歯が生える前に、周りの大人が歯科で検査や治療、口の中の清掃をしてもらい虫歯菌を減らすことが大切です。また子どもが使うスプーンを舐めたり、大人が使った箸で子どもに食べさせたり、大人の食べているものを噛み砕いて子どもに与えたりするのはやめましょう。
先生の横顔 青年海外協力隊として、太平洋に浮かぶ島国ミクロネシア連邦でボランティア活動をしたことがあるという三重野院長。「8000人が住む島で、ただ一人の歯科医として2年間治療に励みました。貴重な経験でしたね」とちょっと懐かしそうに語ってくれました。
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