伊藤 総一郎院長
|
|
虫歯とおやつについて
甘い物を食べ過ぎると虫歯になるのはあたりまえのことですが、決して「食べてはいけない」わけではありません。「食べ方と内容にひと工夫する」ことが大切です。市販の甘いお菓子+ジュース・サイダーという組み合わせは虫歯の大敵です。炭酸飲料は脱灰作用(歯の表面が溶けること)を起こしやすいのでなるべく避け、のどが渇いたらお茶や水、牛乳を与えましょう。愛情のこもった手作りの甘味をおさえたおやつを与えるのが一番です。小さいうちに甘すぎるおやつに慣れてしまうと、味覚が麻痺してどんどん甘い物を欲しがるようになります。また1日に何度も歯を汚す「ダラダラ食い」をしていると、お口の中は常に虫歯になりやすい酸性の状態になってしまいます。
①おやつの時間と量をきちんと決める
②お菓子を袋ごと子どもに預けたりしないで、お皿に盛りつける
③くだものや甘味をおさえた手作りのものを
④アメ・チョコレートなど唾液に溶かして味を楽しむものを多く与えない
⑤乗り物の中では与えない
以上のことを心がけましょう!
先生の横顔 趣味は、怪獣もののフィギア集め(テレビでも紹介)とヴィンテージ楽器の収集という伊藤院長。「初めはプロのミュージシャンを目指していたのですが、途中で意志である父に説得され、医業の道へ。今ではやはり親の言うことは正しいと思っています(笑)」と語ってくれました。
|