長谷川 浩院長
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アレルギーとその療法について
根底にある原因は、飽食・美食と化学物質の乱用だと思います。これにストレスなどいろいろなことが重なり、さらに調子を崩したとき、アレルギーが起きやすくなります。そこで直接の原因(アレルゲン)に反応し始めるのですが、どの原因がどのくらい強く働くかは人それぞれ随分違っています。アレルギーは、その人の弱い部分や気を付けたほうが良いことを教えてくれる注意信号にもなるわけです。それを見つけるお手伝いが私の仕事だと思っています。
療法は、比較的対応しやすい食事の改善から進めます。現代社会で化学物質の完全排除は難しいですが、なるべく摂らないように注意してもらいます。そのために、簡単で良い味付けができる料理方法も紹介します。さらに、食事日誌と症状の変化をもとに止めたり試したりを繰り返しながら、安全に食べられる範囲を増やします。食物以外でも、診察や相談の中で、空気中や身の回りの問題に気づけば、原因を絞り込み、対策を進めます。そうしながら、患者さん一人ひとりに合ったライフスタイルを見つけて頂き、将来を含めて病気から縁遠くなることを目標にしています。
先生の横顔 もともとは小児科医で、ご自身のお子様もアレルギーを持っている先生の初診は3時間かかることも…。
木で囲われた診察室は病院にいるという感じがせず、また先生も白衣を着ていないので、お母さんもお子さんもリラックスして相談にのってもらう事が出来ると思います。
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