すえおかこどもクリニック

いつも笑顔の「笑児科」を標榜する末岡院長。道化師が病院を訪問して闘病中 の子どもたちに笑いを届け るホスピタル・クラウンの 活動を応援しています。

住所 清田区平岡公園東5丁目12-10
メディカルビル平岡公園東1階
電話番号 011-888-1515  
休診日 日曜・祝日 
診療時間
月・火・木・金曜/
8:45〜11:30、12:00〜17:15
水・土曜/8:45〜12:30
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末岡 裕文院長
  Q.「ひきつけ」と「てんかん」の関係は?
A.てんかんは病名、ひきつけは症状のひとつです。
乳幼児に多いのは発熱に誘発されるひきつけ(熱性けいれん)です。こ れには単純型と複雑型の2種類があります。大部分のものは、けいれ んが5分以内で左右対称な単純型であることが多く、心配要りませ ん。けいれんが長く、片側の手足だけこわばっていたり、24時間以内に 再発する場合は複雑型で、脳波などの検査が必要になり、慎重な経過 観察が必要です。お子さんが熱性けいれんを起こすと親は「将来てんか んになるのでは」と心配されますが、たいてい発作は1回きりで後遺症 は全くありません。むしろ気をつけてほしいのは、けいれんのときに吐 しゃ物で窒息してしまうこと。吐いたら顔を横に向けたり上体を起こし てあげてください。舌を噛まないようにと、口の中に指を入れたりする のも禁物です。また、悪寒でガタガタ震えているのをけいれんと勘違い する場合もあります。白目をむいているならひきつけ、目をぎゅっとつ ぶっているなら悪寒ですので、よく暖めてあげてください。