【イベントレポート】私たちが食べているお肉を知るセミナー&ランチ会

5月26日(木)札幌パークホテルにて、私たちが食べているお肉を知るセミナー&ランチ会が開催されました。このセミナーは「東北地方太平洋沖地震」の影響により、延期しておりましたが、東日本フード株式会社様のご好意により開催することができました。今回は定員100名の2倍以上の方総勢200名以上が応募してくださいました。

まずは、開会挨拶をemina編集部の本田がさせていただきました。そして、北海道石狩振興局荒川局長様にご挨拶をいただきセミナーは始まりました。


今回のセミナーを開催してくださいました、東日本フード株式会社の代表取締役社長 加藤峰郎様に道内の日本ハムグループの取り組みについてのお話をしていただきました。

次は、インターファーム株式会社取締役道南事業所長 滝澤尚也様によるお話。

           

美味しい豚肉は、牛肉に近い霜降りがはいっているものだそうです!豚にも種類(品種)がたくさんあるそうで、インターファームさんではWLDやWLDハイボールというそれぞれの品種の良いところを遺伝した豚を生産しているそうです。そして、豚はとてもデリケートでストレスに弱く病気になりやすいので、育てるためのマニュアルもあるそうです。中でも防疫マニュアルが重要で、農場に来た外部の人も職員同様、頭の先からつま先まで綺麗にシャワーで流して、専用の作業服に着替えてからじゃないと中に入れてはもらえないそうです。
これも、安全安心なお肉を生産するには欠かせない重要なルールの一つだそうです。

        

次に日本ホワイトファーム株式会社札幌食品工場工場長 松本徹様のお話です。
こちらでは、鶏肉の生産が行われています。農場では、メスに対して1割のオスが飼育されています。
生産された卵は、消毒され3週間で孵化します。卵からひよこがでてくるシーンでは「おー!」っという歓声がおきていました。
こちらも農場に入る時は消毒をしてからじゃないとはいれません。工場は2~4時間かけて清掃するそうです。徹底した衛生管理ですね。

    

次は、日本ハム株式会社中央研究所 栄養士 八巻典子様のお話です。
八巻さんは、日本ハムファイターズの選手の栄養管理を担当されているということで、選手のいつも食べている食事をお手本にママが子どもに何を食べさせたらいいかということを教えていただきました。
お肉は太るからと言って食べなかったりすると、お肉に含まれている脂質が不足して、うんちが固くなったりするそうです。なんでもバランスよく取ることが大切なんですね。

ママがセミナーでお肉のお勉強をしている間お子さまは楽しく託児室で遊んでいましたよ。

みなさんセミナーでお肉について詳しくなった後は、お待ちかねのランチブッフェです!

今回はパークホテル札幌さんでしか作ることができないという、100人分を一気に作る!!パエリアも登場しました。

いろんなお肉料理があって、どれもおいしそうでしたよ。お子さんもモリモリ食べていました。

今回もブッフェ中にはピアノとチェロの生演奏もしていただきました。サプライズで東日本フードの加藤社長様に歌っていただく場面もありました。

次に北海道石狩振興局の濱田敬一様より道産野菜、お米の紹介をしていただきました。

プレゼントの抽選会も行われて、なんと!!東日本フード様からはファイターズの観戦チケットのプレゼントも!!あり、大いに盛り上がりました。

そしてブッフェも無事終了しました
 

セミナーを通して、命のめぐみをいただいているという事を改めて感じました。食べられるのが当たり前ではなく、食べ物になってくれている動物や、育てている生産者の皆様に感謝して命のめぐみをいただこうと思った1日でした。