育児不安について
診療室にくる方は、発達障害や不登校などの相談の他に、育児不安の悩みを持つお母さんもたくさんいます。転勤族などで周りに育児の相談をする人がいないお母さんに多く、過剰な不安を抱えてしまうようです。診療室ではまず話を聞き、心理士による発達のチェックを行います。その上で、保育士による外来保育や、お母さんへの育児指導、カウンセリングなどを平行して行い、安心できるまで、心のケアを行います。育てにくいと感じたら、子どもの異常(頻繁な頭痛、腹痛の訴えなど)を感じたら、育児で心配なことがあれば気軽に相談して欲しいと思います。
先生の横顔
小児科医の田崎院長は、心の相談もできるようにと“子ども相談診療室”を開院しました。中学から社会人になるまでバレーボールをしていたという田崎院長。お休みの日には自宅でのんびりしたり、テレビでスポーツ観戦をしてリフレッシュしているそうです。
編集部から
育児に関して不安に思うことは多々ありますが、「こんなことで受診していいのかな」と思うようなことでも気軽に相談できる場所があるというのは安心です。また親として子どもの様子の変化には気をつたいものですね。
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