気管支について
気管支は空気(酸素)を肺に送り、消費された空気(二酸化炭素)を外に出す器官です。気管支の中に異物があるとき、それを排出するために起きる反応が咳です。炎症が気管支にあるときは分泌物(痰)が多くなるので、気管支に痰が詰まって窒息する危険が出てきます。咳はこの痰や異物を排出するための大事な反応です。激しい咳や長期間の咳はその原因を明らかにして治療することが大切です。ドクターは診察のとき、咳の性質や聴診される呼吸音などでその原因と程度を確認しているわけです。
喘息について
喘息は気管支がアレルギーを起こす物質に過剰に反応するために起こります。また、台風の時期歯気圧の変化が大きく喘息がおきやすい季節です。喘息の治療で大切なのは小さいうちにしっかり治すことです。中途半端に治療を続けると気管支の機能が壊れ、慢性的な気管支喘息になる場合があります。喘息発作が止まっても、気管支の状態が元通りに回復するまでは1ヶ月くらいかかるので、少し良くなったと思っても薬は必ず飲み続けることをおすすめします。
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