子どもの目について
視力は新生児から12歳位までの間、身体の成長とともに発達します。屈折異常(近視、遠視、乱視など)や斜視などが原因で乳幼児期にはっきり見られない状態にあると、視力が発達せずに弱視になります。そのため目の機能を保つには、適切な時期(視力が育たなくなる前)に治療が必要になります。緊急性のないもの、メガネで治るものなど程度によっては治療が異なりますので、目を細める、顔を近づけて見るなどのしぐさをした時には子どものサインかもしれませんので、専門医に診てもらうことをおすすめします。
ドライアイについて
涙は泣いた時だけに出るのではなく、目を保護するため常に微量の涙が目の表面に運ばれ、鼻の奥へと流れています。しかし、パソコンの普及などにより、目が疲れる、充血するなど、いわゆる「ドライアイ」の症状で、目の表面の健康が保てない方が増えています。最近では目薬でも改善されない方のために、涙を目の表面にためる治療法が保険適応で受けられるようになりました。10分程度で終わり、装着後から通常通りの生活ができますので今まで我慢されてきた方におすすめです。涙にまさる目薬はないのですから。
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