ふるた小児科クリニック(西区)


専門はアレルギー疾患全般。アトピー性皮膚炎やぜんそくのお子 さんが来院しています。今年の春から3種類のワクチンの同時接 種を始め「病院に来る回数が減る」と好評。現在インフルエンザ ワクチンの予約も受付中。三種混合や麻しんのワクチンとも一緒 に受けられます。

住所 西)発寒11条1丁目10-75
電話番号 011-671-1188
休診日 木・土曜午後、日曜、祝日、年末年始
診療時間 月・火・木・金曜/9:00〜12:00、14:00〜18:00 木・土曜/9:00〜12:00
ホームページ http://http://www.shimode.com/


古田 博文 院長
  Q.おねしょ(夜尿)が治りません
A.個人差があるので気に病まずに
週に3〜4日おねしょする子の割合は5歳で20%、10歳で5%程 度といわれています。つまり、小学4年でも20人にひとりは夜尿 があります。ですから、就学前なら家庭で様子を見るだけで充 分。ただし、夜中に何度も排尿しているらしいお子さん、日中も おもらしが多いお子さんは、膀胱や腎機能に異常が見つかるこ ともあるので、一度受診されることをお奨めします。小学生の 場合、膀胱機能などの検査をし、希望に応じて治療を開始しま す。治療期間は平均3〜4年ですが、自然に改善するのを待つ よりも数年早く良くなるようです。病的なものでない限りあま り気に病まないことが大切。家族が深刻に考えることで、本人 が不安になったり、毎朝気まずい思いをするのは良くありませ ん。育て方や本人の性格に原因はありません。夜中に無理に起 こしても結果は変わらないので、早く治したいと思う意識を変 え、なるようにしかならないと開き直って見守りましょう。

先生の横顔

日本夜尿症学会に所属する古 田博文ドクター。「親が目の色 を変えて治そうとしても、良く はならない」と、周囲の心配し すぎを危惧します。自分ではど うにもできないことだから叱る のも厳禁。「本人が悩むような 年齢になった時に、相談しやす い存在でありたい」と心がけて います。