専門はアレルギー疾患全般。アトピー性皮膚炎やぜんそくのお子
さんが来院しています。今年の春から3種類のワクチンの同時接
種を始め「病院に来る回数が減る」と好評。現在インフルエンザ
ワクチンの予約も受付中。三種混合や麻しんのワクチンとも一緒
に受けられます。
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古田 博文 院長
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Q.おねしょ(夜尿)が治りません
A.個人差があるので気に病まずに
週に3〜4日おねしょする子の割合は5歳で20%、10歳で5%程
度といわれています。つまり、小学4年でも20人にひとりは夜尿
があります。ですから、就学前なら家庭で様子を見るだけで充
分。ただし、夜中に何度も排尿しているらしいお子さん、日中も
おもらしが多いお子さんは、膀胱や腎機能に異常が見つかるこ
ともあるので、一度受診されることをお奨めします。小学生の
場合、膀胱機能などの検査をし、希望に応じて治療を開始しま
す。治療期間は平均3〜4年ですが、自然に改善するのを待つ
よりも数年早く良くなるようです。病的なものでない限りあま
り気に病まないことが大切。家族が深刻に考えることで、本人
が不安になったり、毎朝気まずい思いをするのは良くありませ
ん。育て方や本人の性格に原因はありません。夜中に無理に起
こしても結果は変わらないので、早く治したいと思う意識を変
え、なるようにしかならないと開き直って見守りましょう。
先生の横顔
日本夜尿症学会に所属する古
田博文ドクター。「親が目の色
を変えて治そうとしても、良く
はならない」と、周囲の心配し
すぎを危惧します。自分ではど
うにもできないことだから叱る
のも厳禁。「本人が悩むような
年齢になった時に、相談しやす
い存在でありたい」と心がけて
います。 |
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