6月1日開院の新しいクリニックです。感染防止のため診察室が9
つ用意されており、受付後は個室へ直行。眠っている赤ちゃんを
起こさないようベビーカーのまま診察室に入れるようになってい
ます。インターネットでの予約システムも完備。メールアドレス登
録で遅れ時間も配信してくれます。駐車場は18台分。
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米川 元晴 院長
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Q.ヒブワクチンはいつ受けるべき?
A.赤ちゃんが生まれたらすぐ予約を
日本で細菌性髄膜炎の発生は、年間で1000件ほどで、その中
の6割、600人がHib菌による髄膜炎です。肺炎球菌によるもの
が3割、300人ほどで両方合わせると9割になります。日本では
2年前からHib菌、今年2月から肺炎球菌のワクチンが始まりま
した。どちらも健康保険外で月齢や年齢によって接種回数が
違いますが、当院ではヒブワクチンの接種が1回7,350円。今春
からそのうち3,500円を札幌市が助成してくれることになりま
した。おかげで経済的な負担は軽減したものの、ワクチンの輸
入量が少なく、予約しても接種まで半年待ち。さいわいこの6
月から輸入量が増える予定ですが、生後すぐ予約するのが賢
明でしょう。一方、肺炎球菌ワクチンはさらに高額で、まだ助成
もありません。どちらも一刻も早く定期接種に組み入れるべき
だと小児科医が国に働きかけています。
先生の横顔 「病院は泣くところじゃなく、
笑顔で帰れる場所でありた
い」という米川院長。子どもた
ちから「おひげの先生」と呼ば
れることが多いので、クリニッ
ク名に採用。「これでもうひげ
は剃れない」と笑います。怖が
らずに受診してほしいから白
衣ではなくポロシャツ姿で診
察します。 |
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