あべ耳鼻咽喉科アレルギー科クリニック

開院は2010年の10月。安部院長は小学生と幼稚園児の子どもを持つパパでもあり、小さい子どもにも優しく接してくれます。場所はイオン札幌元町店の真向かい。

安部裕介院長		Q．長引く鼻水が心配です。 A.一度「副鼻腔炎」のチェックを。黄色い鼻汁がしばらく続いたり、鼻汁が喉に下がって咳が出たり、鼻づまりが長引くようなら「副鼻腔炎」の疑いがあります。副鼻腔炎はかつて蓄膿症と呼ばれた病気で、副鼻腔（鼻の周囲にある空洞）の粘膜がウイルスや細菌によって炎症を起こし、腫れたり膿がたまったりしている状態をいいます。放っておくと滲出性中耳炎になり聞こえが悪くなる場合もあるので、風邪の症状が治まっても鼻水がだらだらと続くような場合は、一度耳鼻科で診察を受けましょう。診察では鼻の内部を見たり、時にはレントゲンで副鼻腔の状態を確認します。炎症がある場合は、鼻汁を吸引し、薬液を吸入してもらったり、一時的に抗菌薬を服用してもらうこともあります。小さな子どもは風邪をきっかけに副鼻腔炎になることがよくありますが、大人にくらべて治りやすいのが特徴。ただしアレルギー性鼻炎を合併している場合は、同時にアレルギーに対する治療も必要になります。