【VOL.29】 福田先生と編集長が豆腐作りに挑戦!


今回は、emina流クッキングでおなじみの福田先生と一緒に豆腐作り体験にチャレンジしてきました。お世話になったのは東区丘珠にあるサッポロさとらんどの福島さんと能代さんです。

ちゃんと出来るかどきどき
豆腐はスーパーでパックに入って売られているもの。大豆の状態から、にがりを入れ、固めるという手順は知っているものの、実際になっていくのかを見るのは、初めての体験でした。
私は緑色が鮮やかな青大豆、福田先生はツルムスメという白い大豆。どちらもさとらんどで採れたものを使います。
ぷりぷりの大豆おいしくな〜れ
一晩水につけてやわらかくなった大豆を水ごとミキサーにかけます。「生呉(なまご)」と呼ばれるどろどろの状態の大豆を、お湯に入れます。中火で焦がさないように混ぜながら、沸騰するのを待つこと数分。沸騰するとふわーっと表面が持ち上がるので、火を止めて落ち着くのを待ちます。そうしてできあがったのが「呉汁(ごじる)」です。沸騰する事で表面がまるでメレンゲのように膨らみ変化する様子はまるで理科の実験のようで、とても興味深かったです。

ふわ〜っ香る豆乳のいい匂い
呉汁を「しぼり器」にセットした袋状のふきんに入れ、上から力を加え絞り豆乳とおからに分けます。この作業は熱さとの戦い!福田先生に何度も助けてもらいました。絞った豆乳をお鍋に戻して火にかけ、78度になったら火を止めてゆっくりとにがりを入れて静かに混ぜ、蓋をして15分待ちます。
さぁ、上澄みが透明だったら固まった証拠です。お玉ですくって型に入れ、重しを乗せて、10分ほど待つだけ。豆腐完成まであと少し!

豆腐ってこんなに美味しかったんだ
10分後、水の中で豆腐を型からはずします。布をそっとはがすと、きれいな豆腐が現れました!「ちゃんとできてる!」と感動の瞬間です。
まずは何もかけずにそのままでいただきます。ひと口食べるととても甘いのがわかります。口の中に豆の香りが広がって、おいしい!それぞれ食べ比べると、見た目や、下触りや豆の種類で味の違いもわかります。
同じ分量で、同じ作り方をしてきたはずなのに固さや見た目が全然違います。ミキサーをかける時間や、絞り具合、湿度など、各工程で少しずつ個人差が出て、違いがでてくるのだそう。「でも、その個性が手作りならではで面白いんですよ」と能代さん。違いを楽しむというのも良いものですね。(編集長)
待ってました試食会。福田先生が作る肉豆腐の匂いに我慢の限界です!
ごちそうさまでした。
みんなの豆腐を触り比べ。「全然違うね〜」と大興奮。おからもしっとりおいしそうです。



ぎゅ〜っと出来るだけ沢山豆乳をしぼります。1番絞り出したのは福田先生でした にがりをカップに移します。周りからは「こぼせ〜!」の声が。期待には応えられません!



材料(6 人分) ●豚バラ肉…200g ●豆腐…1 丁 ●長ネギ…1 本●卵…1 個 ●めんつゆ(3 倍濃縮)…50cc ●水…50cc ●お好みで万能ネギ…少々
作り方
1. 豆腐は 8 等分に切り、長ネギを斜めに薄くスライスします。
2. フライパンに豆腐を置き、長ネギを全体に散らします。その上に豚バラ肉を重なら ないように置き、薄めためんつゆを加えます。
3.蓋をして中火〜やや強火で加熱します。
4. 肉の色が変わったら、溶き卵を加えます。再び蓋をし、卵が半熟になったら完成です。

福田先生の栄養一口メモ
豆腐と豚肉は、良質なたんぱく質が豊富。そのたんぱく質と、硫化アリルを含むネギを一緒に摂取すると風邪予防に効果的なので、ぜひ一緒に摂取して下さいね。

今回ご協力いただいたのは
サッポロさとらんど

広い敷地には、パークゴルフ場、芝生の広場、季節の野菜の収穫体験、さらにさとらんどセンターではバターやとうふなどの加工体験をすることができます。遊べるだけではなく、学びの場としても家族で 1 日中過ごせますね。


●住所    札幌市東区丘珠町584番地2
●TEL  011-787-0223
●営業時間  9:00〜18:00(4月29日〜9月30日)
       9:00〜17:00(10月1日〜4月28日)
●定休日   4月29日〜11月3日 無休 
          11月4日〜4月28日 月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始 
●HP     http://www.satoland.com/

ママがチャレンジ!これ、やってみました。
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