札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル南1条クリニック(中央区)


中心となる婦人科では東洋医学も取り入れ、肩凝りや腰痛、女性特有の更年期障害など、さまざまな症状を持つデリケートな女性の身体を優しくケア。カウンセリングも行い、心身の緊張や不安を解消してくれます。アレルギーやアトピーの方の治療も可能です。

住所 中)南1条西6丁目第27桂和ビル4F
電話番号 011-208-1880
休診日 日曜・祝祭日
診療受付時間 月・水・木・金 10:00〜18:30
昼休み13:30〜15:00
火・土 10:00〜13:30     
ホームページ http://www.smwh.or.jp/


八重樫 稔院長
  更年期障害ってどんな症状ですか?
女性は平均でほぼ50歳が閉経年齢ですが、この前後5年程が「更年期」で、この頃に卵巣の機能が低下して女性ホルモンが消退するとともに、子どもの巣立ちや親の老齢化、夫の仕事上の変化など、家庭的にも心労が多くなり、心身共に様々な症状がでます。ほてりや発汗が最も多い症状ですが、その他、めまいや耳鳴り、肩こり、動悸といった身体症状のほかに、気分の落ち込み、不眠、意欲の低下、漠然とした不安感などの精神症状も伴うことが多いのです。骨量の低下や、コレステロールが上昇しやすくなる、という点も重要で、普通は自覚症状がないだけに、きちんとケアすることが必要です。治療は、女性ホルモンの低下が背景にあるので、女性ホルモンの補充療法が多いのですが、漢方薬や症状によっては抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などを処方したり、必要があれば骨やコレステロールの薬も用います。また、カウンセリングが必要な場合もあります。

先生の横顔
休日も仕事が多い八重樫院長のリフレッシュ法は最近習い始めたチェロ。バッハが好きで、いつかは弦楽器という希望を叶えられたそうです。そんな院長は、塾講師をされていた30歳の時、「脳」に興味を持ち医学部へ。東洋医学のきっかけは、その頃所属したサークルなのだそうです。