北海道がオススメする住まいのスタンダード 北方型住宅


「北方型住宅」って?
北方型住宅は、北海道がオススメする安心で良質な住宅のこと。
北海道で30年以上取り組んでいる北方型住宅についてご紹介します。

●北海道の住宅の変遷と北方型住宅の誕生
北海道の住宅は、積雪寒冷気候に対応するため、戦後早期から住宅技術の開発と普及に取り組んできました。1950年代には、防火・不燃構造化を目的としてブロック造住宅が開発され、1980年代からは、省エネ基準が定められ、断熱性能への関心が高まるなど、住まいに求められることが、「量」「広さ」から「質」へシフトしました。このような中、北海道では、1988年から、産学官の連携により北海道の気候風土に適した住まいである「北方型住宅」の開発・普及に取り組んできました。

●北方型住宅の「4つの基本性能」と「3つのしくみ」
北方型住宅は、高断熱・高気密といった住宅性能だけでなく、美しいまちなみの形成など住まい方にも配慮した「4つの基本性能」とそれらを支える「3つのしくみ」により安心で良質な住まいづくりを実現します。

●北方型住宅を建てるには ―「きた住まいる制度」―
北方型住宅は、北海道がオススメする優良な住宅事業者「きた住まいるメンバー」が建設します。

北海道の住宅の変遷(年間の暖房用灯油使用量の推計※札幌・全館暖房・設定室温 20℃の場合)

●高気密・高断熱化を目指した北方型住宅の開発により、年間の暖房用灯油使用量が大幅に削減!
●北方型住宅は、社会のニーズとともに基準を強化!


北方型住宅で快適・安心な空間が実現!

①自由な設計による開放的な空間
断熱気密性能が向上したことにより、開放的な空間の設計が可能に。

②健康で快適な空間
高断熱・高気密と全室暖房により、温度むらが小さくなり寒さの 不快感や結露の発生を抑制。必要な換気量や適切な換気経路を確保。

③誰でも安心して生活できる空間
長く住むことを考え安心して生活できる住宅を目指し、ゆとり 寸法を採用。

④ぬくもりのある空間
地域材を活用して、木の温かみのある空間を形成。


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