どうしたらいいの?子育てママの防災


防災準備編
お話をお伺いした
札幌市民防災センター 髙瀨 康センター長
札幌市民防災センター 髙瀨 康センター長

確認と点検も必要
情報収集のため、まずラジオを用意しましょう。次に懐中電灯です。また、食品としては3日分の用意が必要です。1人1日3リットルの水、高カロリーの非常食など。非常持ち出し袋の中身は、賞味期限があるものや、電池の交換が必要になるものも。年に1度はチェックしましょう。

普段から家族で確認しておく
自宅近くの小学校・中学校が避難場所です。子どもたちはもちろん家族全員で、避難先を決める家族会議をしましょう。

ペンライト、ホイッスルは被災したら、その場ですぐに役に立ちますよ。カバンに飴やチョコなどのお菓子を入れておくことも良いですね。

無料で利用できる災害に関するアプリが多く出ています。上手に活用して最新の情報を入手できるようにしましょう。


使い方の確認をしておく
NTTのサービス171の他、携帯キャリアごとに用意しているサービスもあ ります。NTTの171では、体験利用提供日があります。毎月1日と15日の 他、防災週間(8月30日9:00〜9月5日17:00)に試すことができます。 詳細は https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171s/howto.html


大雨・洪水ハザードマップや、地震マップなどは、各区役所や、白石区にある札幌市民防災センターにも設置してあり、お持ち帰りいただけます。また、札幌市のホームページからダウンロードする事もできます。

「防寒」が大切!
冬の季節が長い私たちにとって、冬に災害が起こる事も想定しておかなければなりません。とにかく「防寒」が大切。銀色の薄いシート「レスキューシート」を人数分用意したり、古くなったスキーウェアや、手袋、防寒長靴などは捨てずに保管しておくことも有効です。
災害が起きた時には…

なるべく車は使わないように
渋滞を引き起こしたり、移動の途中でどうしても車を乗り捨てしなければいけない状況になることも。避難する場所としても、移動手段としても車の使用はできるだけ控えましょう。
避難所での生活
プライバシーの確保が難しい事が第一にあげられます。ブランケットが1枚あるだけでも違いが生まれます。授乳の目隠しになったり、ちょっとした仕切りに利用したりもできます。
防災について体験しながら学ぼう!
●札幌市民防災センター
札幌市白石区南郷通6丁目北 電話:011-861-1211
開館時間:9:30〜16:30 入館料:無料 休館日:年中無休(年末年始を除く)
ホームページ http://www.city.sapporo.jp/shobo/tenji/

地震体験・消火体験、煙避難体験、救急体験、暴風体験、災害バーチャル体験コーナーなどいろいろな災害を疑似体験をしながら、防火・防災に関する知識や行動を学べます。
