【vol.44】心を育む習い事

人気子役の鈴木福くんや谷花音ちゃんが所属するテアトルアカデミーの札幌校が、今年4月サッポロファクトリーに開校しました。タレント養成学校のレッスンでは、具体的にどのようなことが行われているのでしょうか。興味津々でのぞいてみると、子どもの個性を伸ばし可能性を広げるレッスンが行われていました!

遊びながら表現の楽しさを実感
テアトルアカデミーは、東京、名古屋、大阪など全国8カ所に教室を持つタレント養成学校。札幌校にも幅広い年代の子どもたちが在籍しています。  まず初めに見学させてもらった年少さんのレッスンでは、タンバリンの合図で「笑った顔!」「泣いた顔!」「怒った顔!」と表情を引き出すレッスンが行われていました。喜怒哀楽の表情づくりを遊び感覚で学ぶことで、自分の気持ちを素直に表現できるようになれそうです。
創造力を広げる「ごっこ遊び」
 続いてお邪魔した年中・年長さんのクラスでは、スカーフをお花に見立て、お買い物ごっこのような雰囲気で演技のレッスンが行われていました。大切にしていることは「ありがとう」「遊ぼう」「いいよ」など、自分の意志や思いを相手 に伝える言葉。自らの気持ちを言葉や表情で伝えるスキルが身に付けば、日常生活においてもコミュニケーションが豊かなものになるに違いありません。
大人顔負けの演技レッスン」
 小学生のレッスンでは、ダンスや演技もより本格的なものになります。このセリフを言うときは「どんな気持ちなのか」「表情や視線はどうするのか」など、みんなと一緒に考えながら進めます。ピンと張りつめた良い緊張感のなか、一人ひとりが自分でイメージを膨らませ、みんなで共有し、自分なりの答えを導き出せるようになっていきます。 このように、テアトルアカデミーのレッスンは年齢にあわせて遊びの延長線上からスタートする楽しいプログラム。続けることで、想像力、思考力、コミュニケーション力などを育むことができるでしょう。演技やダンスなど芸能界で活躍するために必要なスキルはもちろん、日常生活や人間関係づくりの基礎となる 自己表現力が身に付きそうです。(編集部)

森 陽子さん 貴翔(たかと)くん(4 歳・年中)
「11歳のお姉ちゃんに後押しされ、オーディションに応募しました。無事合格し、今年の4月から通っています。家でセリフを家族に披露したりすることもあり、楽しく通っています。」と楽しそうな貴翔くんにお母さんもうれしそうです。


1.決めポーズ!!自分で考えて表現します。 2.怒った顔ってこんな顔?! 3.決められたストーリーの中で演じるレッスンも。 4「. セリフに込められた気持ちを考えてみて」と先生。


木村 悠佳先生
レッスンを通して身に付けてほしいのは「想像する力」や「考えて発表する力」です。といっても幼稚園生の子の場合は、楽しく笑顔でレッスンできることが第一。褒めること、認めることを何より大切にしています。出来なかったことが出来るようになって喜ぶ顔を見たり、やる気スイッチが入る瞬間に立ち会えた時がやりがいを感じる瞬間です。
【profile】「 ダンスの先生になる」という夢をテアトルアカデミー札幌校にて実現。キュートな笑顔で、子どもたちの心を掴むのが得意。



チャレンジ!これ、やってみました。
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