8月1日(水)札幌市円山動物園にて、夏休み特別企画「ミルクキッズチャレンジin 円山動物園」を開催いたしました。
通常は、札幌市内・近郊の幼稚園さんへ出張でお伺いして開催している「ミルクキッズチャレンジ」ですが、一般の親子の皆さんにもぜひ参加してほしいとの思いから、スタートしたこのスペシャル企画。今年で3回目となりますが、今年の応募総数はなんと200組555名でした。その中から当選されたラッキーな30組の親子さんが参加してくれました。
正門前に準備した受付では、参加特典の年間パスポート1枚と、ノート、あとこのイベントの参加者ですよ~という目印になる牛柄のバンダナをお渡ししました。開会のご挨拶は、北海道牛乳普及協会の大畠局長よりいただきました。
その後、管理栄養士の佐藤舞子より牛乳について知ってもらいました。骨量が増えるのは20代まで。子どものうちから骨の貯金をすることがとても大切と教えてもらいました。ママの食生活は子どもに直結していますから、ママもできるだけ牛乳を毎日の生活に取り入れてほしいですね。
続いて円山動物園の獣医師伊藤さんに動物の初乳について教えてもらいました。私たちも哺乳類ですから動物同様初乳には大きな役割があり大切なんものなのだそう。とても興味深く子どもたちも集中してお話を聞いていましたよ。
お勉強の後は、みんながとっても楽しみにしていた園内ツアーです。3つのグループにわかれて、ツアー出発です!
動物たちのごはんが保管されている飼料庫や、雪をためておいてその雪の冷たさを利用して空調に活かす「雪冷熱施設」を見せてもらったり、
動物たちの糞尿を集めて肥料にしている肥料化施設など、普段は入ることができない施設を見せてもらいました。おしっこやうんちだったのに、肥料になったら全然くさくなくてびっくり!!でした。そして、その肥料を与えた植物と与えていない植物でどのくらい成長に差があるのかも見せていただきました。倍くらい大きさが違っていましたよ。
お部屋に戻って、質問タイムです。獣医さんに直接質問できる機会はなかなかないですからね~。みんな張り切って手をあげてくれましたよ。
ぞうはどうやって運ばれてくるの? ⇒ 大きいので船に乗ることもありますが、できるだけ短い時間で運びたいので特別な飛行機に乗ってきます。
死んだ動物はどうするの? ⇒ 基本的には土に埋めますが、解剖して死因を調べたりもします。 などなど色々興味深い質問をたくさんしてくれました!
最後は、参加者を代表して2人のお友達に、円山動物園の加藤園長に、御礼のごあいさつと牛乳券100枚を贈呈しました。
閉会のご挨拶を円山動物園の加藤園長にしていただきました。「動物について不思議に思ったことやわからないなと思ったことがあったら、円山動物園まで電話してくださいね」とおっしゃっていたのが、とても印象的でした。夏休みの自由研究や、普段の生活の中でも動物のことで聞いてみたいことがあったら、動物園に電話してもいいんですね。
もう少し暑い季節が続きます、牛乳を飲んで元気に乗り切りましょうね!!